9月9日は「救急の日」!知っておきたい応急処置と災害への備え

本日、9月9日は「救急の日」です。
これは、厚生労働省と消防庁が「救急業務や救急医療について国民の理解を深め、救急事故を防止しよう」という目的で定めた記念日です。
「きゅう(9)きゅう(9)」という語呂合わせから来ています。
普段はあまり意識することがないかもしれませんが、この機会に「もしも」に備えて、身近な応急処置や災害対策について一緒に考えてみませんか?
応急処置の基本を学ぼう
いざという時、目の前の人を助けるために、まずは落ち着いて行動することが大切です。身近な怪我や体調不良への応急処置のポイントをいくつかご紹介します。
- 切り傷・擦り傷:
まずは清潔な水で傷口を洗い流し、止血します。その後、絆創膏などで保護しましょう。 - やけど:
冷たい流水で15分以上冷やし続けます。衣類の上からやけどをした場合は、無理に脱がさずにそのまま冷やしてください。 - 熱中症:
めまいや頭痛、吐き気などの症状が出たら、すぐに涼しい場所に移動し、体を冷やします。水分と塩分を補給し、意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう。
これらの応急処置は、あくまで専門家が到着するまでの「一時的な処置」です。
少しでも不安な点があれば、すぐに医療機関に相談してください。

災害への備えはできていますか?
「救急の日」は、災害時の備えを再確認する良い機会でもあります。
地震や台風などの災害はいつ起こるかわかりません。
非常持ち出し袋は準備できていますか?もう一度中身を確認してみましょう。
- 水、非常食
- 懐中電灯、携帯ラジオ
- モバイルバッテリー
- 常備薬、救急セット
- 軍手、マスク
- 予備の衣類、防寒具
また、家族や大切な人との連絡手段や、どこに避難するかを事前に決めておくことも非常に重要です。災害用伝言ダイヤル(171)の使い方を知っておくのもおすすめです。
最後に
「救急の日」を通して、私たちはいつ何が起きても冷静に対応できる力を身につけることができます。
今回の記事が、皆さんが日々の暮らしの中で「もしも」に備えるきっかけとなれば嬉しいです。