ReDoisはWebRTC SFUの技術をベースにしています。

1.アプリのインストール不要

通常、SkypeやLINEなどの通信アプリケーションは、ユーザーがアプリケーションをインストールする必要があります。一方、ReDoisはWebRTC技術を使用しているため、Webブラウザ上で直接通信ができるため、追加のソフトウェアのインストールは必要ありません。

また、ReDoisは、低遅延通信を実現することができます。これは、WebRTC技術が、P2P接続を使用して通信することができるためです。つまり、通信データがサーバーを経由することなく、直接送受信者間でやり取りされるため、通信遅延が低くなります。

このように、ReDoisは、Webブラウザだけで映像・音声・データの低遅延通信を実現できるため、簡単かつ便利に利用できます。これにより、ユーザーは追加のソフトウェアのインストールや設定などの手間を省き、スムーズなコミュニケーションを実現することができます。

接続数やサーバスペック、通信状態にもよりますが、200ms~500ms程度の遅延での送受信を実現できます。

2.OSに依存しない

WebRTCは、Webブラウザ間でリアルタイム通信を行うためのオープンソースの技術です。HTML5標準であるため、Webブラウザが対応している限り、OSに依存しません。

WebRTCを利用することで、ビデオチャットや音声通話、ファイル共有など、様々なリアルタイム通信をWebアプリケーション上で実現することができます。また、WebRTCはP2P通信をベースにしており、通信内容がサーバーを介さずに直接相手先のブラウザとやりとりされるため、通信の速度や安全性が高いという特徴があります。

PCやタブレット、スマートフォンなど、さまざまなデバイスで利用できるため、ビジネスや教育、医療などの分野で幅広く活用されています。さらに、WebRTCを利用したWebアプリケーションは、インストール不要で簡単に利用できるため、ユーザーエクスペリエンスの向上にもつながっています。

OSに依存しない

3.多端末の同時接続が可能で簡単

WebRTCによる通信はブラウザ同士がP2Pで繋がるため、通信するためには直接相手先のブラウザに接続する必要があります。しかし、このようなP2P接続では、接続するデバイス数が増えると接続管理が煩雑になり、セッション数が増加するため、接続端末を多くすることが困難になります。

ReDoisでは、サーバで接続を管理・維持することで、多端末での接続や大容量の配信が可能となっています。つまり、ユーザーは各自の端末でReDoisにアクセスし、サーバを介して通信することで、複数の端末を同時に接続することができます。

また、ReDoisはWebRTCをベースにしているため、通信内容はP2P接続と同じように高速・安全に行われます。そして、ブラウザ上で動作するため、特別なアプリケーションをインストールする必要もありません。

このように、ReDoisは多端末での接続や大容量の配信に対応しているため、ビジネスや教育などの分野で効果的に活用されています。

多端末の同時接続が可能で簡単

4.オンプレミスでもクラウドでもOK

ReDoisは、オンプレミス環境やパブリッククラウド上の環境で動作することができます。
オンプレミス環境では、企業は自らハードウェアを保有することで、データのセキュリティや可用性をより高いレベルで管理できます。
一方、パブリッククラウドでは、企業はハードウェアの管理や保守をクラウドプロバイダーに委託することができ、スケーリングや柔軟性をより高いレベルで実現することができます。

ReDoisは、どちらの環境でも、ユーザーが求める機能や性能を提供することができます。また、オンプレミス環境やパブリッククラウド上の環境によって異なる要件を満たすことができるため、企業や組織のニーズに応じた最適な環境を選択することができます。

動作実績にあるパブリッククラウドは以下です。

  • Amazon Web Services
  • Google Cloud Computing
  • NTT Comunications Cloud n
オンプレミスでもクラウドでもOK

5.セキュリティについて

ReDoisは、DTLS(Datagram Transport Layer Security)SRTP(Secure Real-time Transport Protocol)というセキュアなプロトコルを使用して通信を行います。

DTLSは、UDP(User Datagram Protocol)を使用する通信において、TLS(Transport Layer Security)プロトコルを使用することで通信内容を暗号化し、盗聴や改ざんなどの攻撃から保護します。
SRTPは、リアルタイム性が必要な通信において、RTP(Real-time Transport Protocol)を使用する際に通信内容を暗号化することで、盗聴や改ざんから保護します。

これにより、ReDoisが通信経路で情報を盗聴・改ざん・なりすましの危険性がないということは、ReDoisが提供する通信内容が暗号化され、通信相手が正当なものであることが確認された上で行われるため、外部からの不正アクセスや攻撃から保護されています。

また、ReDoisは、通信のセキュリティだけでなく、データのセキュリティにも配慮しています。例えば、ユーザーのパスワードやプライベートキーは、暗号化された状態で保存され、不正アクセスから保護されています。さらに、ReDoisは定期的なセキュリティアップデートを行い、常に最新のセキュリティ対策を導入しています。

ReDoisのセキュリティ

WebRTCの機能の一つであるgetUserMedia(マイク・カメラ等のデバイスをブラウザから使う技術)はhttp://~では動作しません。

https://~である必要があるため、セキュアなサイトのみで利用可能です。

httpsサイトは鍵マークが表示されます


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