KotlinによるAndroidアプリ開発

【Kotlinを使ってみる】
Androidアプリの開発言語として新たにKotilnが正式に採用され、「Android Studio 3.0」にKotlinがサポートされるようになりました。
今回は開発環境~サンプルアプリのインストールとKotlinの特徴等について述べたいと思います。
【Kotlinの環境構築】
・用意する物
Android Studio 3.0以上
Android端末(※今回はAndroid 7.0を使用)
1. 以下の公式ページのインストール手順通りにAndroid Studioをインストールします。
「https://developer.android.com/studio/install.html」
2. プロジェクトのセットアップ
(1)[Start a new Android Studio Project]をクリックします。
3. [Install Kotlin support]にチェックを入れ [Next]をクリックします。
[Next]→[Next]→[Finish]からサンプルプロジェクト生成します。
【アプリのインストール】
1.Android端末上で[設定]->[端末情報]->[ソフトウェア情報] -> [ビルド番号]を7回タップし、[開発者オプション]を有効にします。
[設定]-> [開発者オプション]-> [USBデバッグ]をONにしてPCにつなぎます。
PCに繋ぎ[USBデバッグを許可しますか?]のメッセージが表示されるので[OK]をタップします。
2.Android Studioで緑の三角ボタンから繋いだ端末を選択し、[OK]を押すことでアプリをインストールします。
【Kotlinのコードの特徴】
・Javaとの大まかな違い
・Null Safetyな言語仕様
nullを持つ変数かどうかを区別できます。nullを許可する場合は型の直後に?を付けて宣言します。 ?が付いてなく、nullが代入されている場合は以下のようにコンパイルエラーとなり、NullPointerExceptionを回避できるようになります。
【javaからKotlinへのコードの変換】
Javaとは互換性があり、[code]から[Convert Java File to Kotlin File]でJavaのコードをKotlinに変換することができます。
【まとめ】
今後Javaではなく正式サポートされたKotlinを使用してAndroidアプリ開発を行う機会があるかもしれませんので興味のある方は一度試してみるのが良いかもしれません。
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