Visual StudioのC#コードスニペット

Visual Studioによるコーディングを効率化する小ネタとして、コードスニペットを紹介します。

開発言語はC#とします。

 

■コードスニペットとは

特定パターンを持つコードの断片を、簡単な操作で呼び出す機能です。

 

■使い方

例えば、C#のプロパティを定義したいとき、”prop”とタイプした後にTabキーを2回押すと、
以下のように自動実装プロパティの雛形コードがエディタに挿入されます。

 

public int MyProperty { get; set; }

 

デフォルトではint型になっていますが、変更したい場合はintにカーソルが当たっているので、
そのまま変更後の型(stringなど)をタイプすれば変更できます。
さらに、Tabキーを2回押すと今度はプロパティ名(MyProperty)にカーソルが当たるため、任意の名前をタイプしてEnterを押せば、プロパティ定義が完成します。

説明だけ見ると面倒そうですが、実際に使ってみると非常に便利で能率も上がります。

 

■その他のコードスニペット

プロパティ以外にも、様々なパターンにコードスニペットが用意されています。
代表的なものを紹介します。

 

・foreach文

“fore”とタイプした後にTabキー2回

foreach (var item in collection)
{
}

・コンストラクタ

“ctor”とタイプした後にTabキー2回

public ClassName()
{
}