ディープラーニングG検定を受けました

2020年7月4日(土)に
日本ディープラーニング協会(JDLA)が開催する「ディープラーニングG検定」を受験したので所感をお話ししようと思います。

ディープラーニング

まずディープラーニング検定って?

という方は以下のURLからどうぞ

https://www.jdla.org/certificate/general/

 

大学の卒業研究がAIにちなんだものだったということで興味を持った検定で、自分が扱ったことのない手法や技術の応用についてより深く知りたいと思い受験しました。

私が受験した回は2020#2で、その回に限っては感染症の影響で受験料を半額にしたようです。
自宅のPCで受験できるので、今の時期に受けておきたい検定だと思います。

 

どういう問題が出題されるか?

上記公式HPのシラバスを参照してください。基本はそこから出題されます。

シラバスには載ってないことだとやや高度な数学(行列の積・簡単な偏微分・条件付確率)が出題されることがあります。最新技術についても聞かれるので書籍をチェックするなどしておきましょう。

 

試験対策は?

G検定では公開されている過去問などはなく、ネットで無数にある情報から試験対策になることを調べあげるのは非効率的です。

素直に書籍を利用する方がいいでしょう。

 

私が利用した書籍は以下の3点です。

  • 深層学習教科書ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)公式テキスト

著者:一般団体法人日本ディープラーニング協会 出版社:翔泳社

試験を実施している機関が監修したテキストです。
受験する人にとってはマストだと思います。
小問も少しだけあります。

  • 徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集

著者:明松真司 出版社:インプレス

公式テキストを一通り読み込んだあとどのくらい頭に入っているかを確認するために利用しました。公式テキストでは出会えなかった出題傾向があったので、本書でなくても問題集は一冊利用すべきだと思います。

  • AI白書2020

著者:独立行政法人情報処理推進機構AI白書編集委員会 出版社:KADOKAWA

最新技術のチェックのために利用しました。
分厚くて内容も盛沢山だったので勉強の利用には向いてません。
私自身活用できたという実感がありませんでした。
合格を目指すだけの人は問題集をやりこむだけで十分だと思います。

受験するメリットは?

ないと思います。(しかし、無駄にはならないと思います。)

この試験を受けたことによって技術面での成長になんかしらの恩恵があったかと問われるとそうとは感じませんでした。

では恩恵にあずかることとは何か?
自分でディープラーニング技術を利用したコンテンツを実装してみることだと思います。

 

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