人事担当者の約67%は「学生の敬語やマナーが気になったことがある」

学生が就職活動をはじめて、まず多くの人が思うこと「ちゃんとした敬語が話せるだろうか?」「マナーなんて考えたことないな」というような、仕事の能力とは直接関係ないけど、できないとマズイんじゃないか、というテーマです。
しかも、大抵の場合は「自分だけできてないんじゃないか」と思ってしまいます。

リクルートキャリアのサイト「就職ジャーナル」が調査したところによると、
スクリーンショット 2016-01-21 13.30.57出典 就職ジャーナル
人事担当者の67.6%は「学生の敬語やマナーが気になったことがある」と答えています。やはり、多くの人事担当者が気にしてるようです。

1つの例として、遅刻やキャンセルをした時の対応があります。そんな時につただメールの文面だけで伝えてきたり、または自分はそこに行くことはないと思って連絡すらしない学生がけっこうな割合で散見されるのです。
ちなみに、遅刻やキャンセルなどは最低限電話で担当者に伝えるのがマナーです。

ところで、そういったことが頻繁に起こってしまうのは、いわゆる「学生気分が抜けていない」からなのですが、それを悪いと言うつもりありません。
特に新卒の就職活動において、会社の中でちゃんと働いた経験のある人はほとんどいないですよね。
インターンで会社を経験することもできますが、そうであったとしてもそれは1社でかつ短期間であることがほとんどです。だから、そもそも学生で「マナーや敬語」がしっかりした人はほとんどいないのです。

じゃ、どうすれば良いのか?これは経験していくしかありません。早めに就職活動をはじめてみて、いろいろ自分で身につけていくことです。決してそれは、本を読んだり就職学校に通うってことではありません。とにかくESを送ったり、面接を経験していくことです。

実は多くの先輩社会人も、会社や先輩や上司、はたまた取引先のお客様にアドバイスや注意をもらいながら、現場でマナーや常識を身につけているんです。
だから、就職活動中の学生に求められているのは、マナーや敬語がしっかりできることかどうかよりも(もちろんできるに越したことはない)、それらを吸収していく姿勢のある人なのかどうかを見られているのです。
あ、正解言っちゃいました。

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