4人に3人は就活で挫折経験が役に立ったと思っている

大学在学中には、勉強だけでなく部活、アルバイトなど様々な経験をすることができます。大学生はそれを自分で選択することができて、自由を謳歌することができるわけですが、そうであるが故に楽しいことだけでなく、時には挫折を感じてしまうことも。
しかし、挫折経験こそが今後の糧になる!
挫折したということは、少なくともそれに挑戦したはずだからです。挑戦しなければ挫折すらありません。少なくとも一度やったことのあることと全くやったことのないことの間には深い溝があります。

先日、リクルート就職ジャーナルがこのようなアンケートを公開していました。
内定した先輩たちに聞きました。入学してからの挫折経験で就活に役立ったものは?(リクルート就職ジャーナルより)

内定した大学生の約4人に3人は挫折経験を「就職活動」に役に立ったと答えているのです。

確かに。面接する側が聞きたいことって、実はその人が成し遂げたことや成功話でもいいのですが、それは途中で諦めてしまったことや、失敗話でもいいんです。
なぜならば、面接する側が知りたいことは、その人の「能力」(もちろん大事だが)よりも、その人の「人となり」が何よりも知りたいわけです。これから一緒に働いていく人を探しているわけですから。
面接官は、その人の語る経験を一生懸命聞くのですが、それはその経験の良し悪しを判断しているのではなく、その人が何を経験して、どのように行動していて、今どのように思っているかを聞きたいのです。
実は、学生もそれがわかれば、肩の力が抜けて自分の言葉で喋れることができるようになるんです。それがいきなりできる人は…なかなかいませんねえ。
だからこそ、たくさん面接をこなし、そういったことにいち早く気付いた人から内定してくんですよね。