社員の活躍を紹介します

本日は、若手社員の現在の活躍を紹介いたします。
昨年(2016年)に入社した1年目の社員です。
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【入社年月】
2016年04月

【担当業務】
2016年6月から某通信教育サービスの教育アプリケーションの作成に参画しています。この半年間は、アプリケーションの特定の機能を任せていただき、要件定義~実装までの上流から下流までほとんどのフェーズに関わらせて頂きました。分からないことやできないことも多々ありましたが、先輩方に手伝っていただき終わらせることができました。現在は2017年3月のリリースに向けて担当した機能のバグ対応を行っています。

【学校で学んできたこと】
理論志向の大学だったので、主に数学・情報科学の基礎理論を満遍なく学んできました。学科では好きだった数学に力を入れていました。今は理論自体を使う機会はほとんどありませんが、分からないことがあってもまず自分の頭で考える癖、どうすればきれいなロジックになるかなど考え方などは役に立っていると思っています。研究室ではVRにおける力覚(物をつかんだりしているときの力の感覚)を振動で擬似的に表現するときにどうすれば判りやすくなるかをテーマとしました。専門的な知識も学びましたが、なによりも複雑な内容を人に伝えることの難しさ・どうすれば判りやすくできるかということを実感したことが一番大きな学びでした。

【OISの志望動機】
説明会でのシステム開発における「設計」を非常に重視しているというところが印象的でした。
また、最も大きかった要因がエンドユーザと直接取引しており上流工程から実装工程まで一括で請け負う仕事が多く、若手でも上流工程に関われるということでした。就職活動中に色々なIT企業の話を聞いてきましたが、お客さんとの調整や人員管理が主業務の企業、もしくは指示された内容どおりに作る・テストするだけという企業など、システム開発における特定のフェーズに特化している企業が多い印象が強かったため、幅広いフェーズを請け負うOISに非常に魅力を感じました。最終的に上流から下流まで含めて幅広く仕事ができ、かつ「設計」に力を入れているというところが自身の目指すエンジニア像と一致したため、入社を決めました。

【自己実現エピソード】
今回の開発では、事前に自宅で基本構文を勉強するなどの準備をしてきたのですが、初めての言語で言語仕様もよくわかってないまま製造工程に入ってしまい色々と躓きました。しかし、なんども試行錯誤し、先輩に質問・相談するなどを繰り返した結果、段々どのようにコードを追っていけばいいのか、どのようにすれば機能を実現できるようになるかなどが分かってきました。今では、バグの内容を聞けばどのコードが原因でどうすればいいかの当たりがつくようになりました。

【経歴紹介・キャリアパス】
大学・大学院にて3年間、ヴァーチャルリアリティー(VR)の研究に従事していました。研究室では主にC++を使い、VRシステムの改修を行っていました。修士課程終了後、新卒でOISに入社しました。現在はアプリケーション部門にてobjective-CでのiOSアプリケーションの開発に取り組んでいます。今後数年は、フロントサイドでの開発技術をしっかり身につけた上で、サーバサイド含めて様々な技術でのアプリケーション開発に取り組んで行きたいと思います。その先は、培った経験を元にお客様にシステムの提案・実現ができるフルスタックエンジニアを目指したいと思います。

【夢・目標】
夢は、自分の作りたいと思ったものを実現できるようになることです。日々の日常やお客様の業務で、「こんなものがあったらいいな」と思ったアイディアを、自身やお客様・一緒に作業する人たちとともに形のあるものにして、実現できるようになりたいと思います。当分の目標は社会人としてのマナーおよびお客様や一緒に仕事する方々に信頼してもらうためのヒューマンスキル、効率的なコーディングや設計などのプログラミングスキルを身につけて、求められるシステムを実現できる開発者を目指しています。そのため、プライベートでのアプリケーション開発や勉強会などに積極的に参加していこうと思います。

4月からは2年目突入です。
今後も頑張ってください。