就活における地方と都市の格差。地方の学生こそもっとインターネットを活用しよう

ついに3月1日の企業の採用活動解禁まで1週間を切りました。
就活生のみなさんはエントリーに向けてESを詰めたり、志望理由を考えたりで忙しい日々をお過ごしかと思います。

今回は就職活動における「地方と都心の格差」についてお話したいと思います。

地方と都会における就職活動の格差としてよく話題に上がるのは就職活動費ですね。
地方の就活生は都会の就活生と比較して4万円ほど就職活動費が高くつくようです。
しかしながら地方と都会における格差はそれだけではないようです。

最近地方の私立大学に通う大学生と話す機会がありました。
その大学生に「就職活動で困っていることある?」と聞いたところ、その大学生は真っ先に「情報の格差ですね」と答えたのです。
気になったのでその話を深掘りしてみました。
東京に比べると地方は圧倒的に就職活動のセミナーやイベントが少なく、あったとしても規模が小さいそうです。またそういったセミナーやイベントも東京と比べると開催が遅く、そのため地方学生は就職活動の初動が遅れてしまうようです。
またほとんどの大手企業のインターンシップは東京で行われるので、東京まで出なければならず金銭的な面から何度も東京へ来ることはできず結果的に情報格差が生まれてしまうとのことです。
だからこそ、その大学生は夜行バスを使用して東京まできており、OB/OG訪問や説明会参加に一生懸命に取り組んでいるということでした。

私は何となくその大学生に「インターネットで情報を仕入れることはしないの?」と尋ねたところ、求人サイトに登録している程度でした。
私はやっぱりそうか、と思ってしまいました。実は何人かの地方の大学生と会ってきたのですがほとんどの人がインターネットを活用できていませんでした。
地方の大学生の考えでは、インターネットの情報は信憑性が低いものがあるのであまり信用せず、先輩から聞いた話やリアルで得た情報を重要視する傾向が強いようです。
私はこの話を聞いてまた違う大学生のことを思い出しました。
その大学生は東京の私立大学に通っており先ほどの地方の大学生との違いとして圧倒的にインターネットを使い倒して就職活動をしていました。以前のブログで紹介したOB/OG訪問サービスはもちろん、様々なWebサービスを活用していたのです。

確かに就職活動においてリアルでのコミュニケーションは大切です。選考でも必ず面接やグループディスカッションなど、リアルでのコミュニケーションの場はあります。
ですが現代はインターネットが発展しており、便利なサービスが日々生まれています。
企業の採用HPのチェックはもちろん、企業のSNSや以前のブログで紹介したOB/OG訪問サービスなど、インターネットでできることはインターネットを活用することでより効率的な就職活動をしていくことをおすすめします。