「やりたいこと」と「やりたい働き方」を両立できる企業を受けよう

いよいよ2018卒の採用活動が解禁されました。

就活生の皆さんは説明会に足を運んだり、自己PRを必死に考えたり、と非常に忙しい毎日を送られていることと思います。

OB/OG訪問やインターンシップ、そして数多くの説明会に参加し、非常に多くの情報を獲得されたでしょう。

多くの情報を獲得することは良いことですが、それに惑わされてはいけません。やりたいことや希望する条件など、つまりは自分の揺るがない軸を持つことこそが大切なのです。

こんな話をするのは、ある外資系メーカーに勤めている先輩とお会いした際に就職活動の話になったからです。

私「今の時代はやりたいことがないと嘆く学生が周りには多いんですよ。」

先輩「いつの時代もそうだよ。ただね今は『やりたい働き方』を考えない学生がすごく多いと感じるね。」

一体どういうことなのか、私は困惑しましたが先輩は構わず話を続けます。

先輩「確かにね『やりたいこと』を考えるのも大切だよ。けどね実は『やりたいこと』ができる会社って沢山ある。」

私「たしかに、そうですね。」

先輩「でしょ?けどね、『やりたいこと』と『やりたい働き方』でできる会社ってそんなに多くない。

それに学生もなぜかそこを求めていかないよね。俺は営業やりたくて、それに自由に働きたかったから外資系企業に入社したのよ。今は好きな仕事をしつつ、有給や育休沢山取れたり、かなり自由に働かせてもらってるよ。ただ結果は出さないとダメだけどね。」

私「じゃあ今の就活生は『やりたいこと』と『やりたい働き方』を明確にして就活をしていけば良いということですね。」

先輩「そうだね。例えばさ志望業界だけで考えてるとさ、志望企業なんて絞れないでしょう。だけどね、志望業界と希望する働き方を満たす企業を探していけばある程度は絞れてくるんじゃないかな。」

多くの情報を獲得しそれに惑わされてしまっている就活生には非常に良いアドバイスになると思い、先輩の話を紹介しました。

大切なのは「自分の中に軸を持つこと」です。その一つとして就職活動では『やりたいこと』と『やりたい働き方』を考えると良いということでした。

大手企業が副業やリモートワークを解禁したり、最近ではヤフーが2020年ごろまでに週休3日制を導入するという方針を示したりと、働き方の多様化・自由化が進んでいます。

今後はより『やりたいこと』と『やりたい働き方』を考えて就職活動を行っていくことが必要となってくるでしょう。