アジャイルソフトウェア開発

ウォーターフォールでの開発経験しかない、というような人でも、アジャイルソフトウェア開発もしくはアジャイル開発という用語は耳にしたことがあるかと思います。
そもそもアジャイルソフトウェア開発とはどのようなものでしょうか。
アジャイルソフトウェア開発とは…
細かく複数に分割された機能を、短い期間単位で、分析/設計/実装/テストなどの一連の開発サイクルを繰り返し行いながら、要件を満たしていく開発手法である。
アジャイルソフトウェア開発の目的をひとことで言うなら、
「動くソフトウェアを定期的に届けること。」
を可能にする手法です。
“動くソフトウェア”とは、一定の品質が保証できるようにテストされたソフトウェアであり、”定期的に届ける”とは、1,2週間等※のサイクルで顧客に対してソフトウェアをリリースすることです。
※プロジェクト毎に異なるが、概ね1~4週間程度
アジャイルソフトウェア開発は、開発手法、即ち手段であって目的ではないのです。
「動くソフトウェアを定期的に届けること。」を最も確実に実現するための手法といったところでしょうか。
顧客に対して高品質のソフトウェアを定期的に提供し続けることは、決して容易なことではありませんが、その先の高い顧客満足度を得られるということにつながります。
アジャイルソフトウェア開発に関する書籍は沢山ありますので、「聞いたことはあるが、よく分からない。」という人や「何となく分かっているようで実は…」というような人も、この機会に勉強してみるのも良いかと思います。