「技術資格」に価値はあるのか?

資格取得に関しては、様々な意見があります。
「きちんと勉強することには価値がある」という意見もあれば、「実務と試験は違う、価値はない」という意見まで様々です。
これについては特に正解があるわけではないのですが、我々は「資格は重要」であると考えています。
理由は以下の3つです。
1.体系的な勉強で得られる知識は、実務にも役に立つ
確かに実務と試験はちがいます。しかし、体系的な勉強をする機会は実務ではあまりありません。現場だけで培われた知識よりも、体系的な勉強で得られた知識は、技術を応用するときに一つの足がかりになることを考えれば、実務上も役に立つと考えます。
2.技術者の価値を評価する上で、一定の基準となる
同じような経歴を持っていたとき、資格がある方が評価が高い、と考える人は一定数います。
3.勉強する習慣がつく
技術者は一生勉強しなければならない職種です。そのための「勉強の習慣」を身につける上で、試験勉強はうまく利用できます。
したがって、我々は「資格をとった人」を厚遇しています。
具体的には、資格を取得した方へ下のような報奨金を毎月、2年間(すなわち、24回)給与に上乗せしてお支払いしています。
資格名 | 月額 | 資格手当合計額 |
---|---|---|
基本情報技術者 | ¥5,000 | 12万円 |
応用情報技術者 | ¥10,000 | 24万円 |
ネットワークスペシャリスト | ¥15,000 | 36万円 |
データベーススペシャリスト | ¥15,000 | 36万円 |
エンベデッドスペシャリスト | ¥15,000 | 36万円 |
情報セキュリティスペシャリスト | ¥15,000 | 36万円 |
ITサービスマネージャ | ¥15,000 | 36万円 |
システムアーキテクト | ¥25,000 | 60万円 |
プロジェクトマネージャ | ¥35,000 | 84万円 |
システム監査技術者 | ¥50,000 | 120万円 |
ITストラテジスト | ¥50,000 | 120万円 |
もちろん、資格を取れば良い、という話ではありませんが、
「勉強した人が報われる」というのは、大事なことではないでしょうか。