就活の平均面接社数14社。うち半数以上は内定1社で就活終了。

今年は昨年同様3/1から就職活動の正式なスタートとなる会社説明会がはじまります。面接解禁は昨年の8月より2ヶ月前倒しになり6月からとなりました。
とは言っても、毎年就活活動をする人はいないわけですし、ほとんどの人が手探り状態ではじめるのが就職活動です。昨年より2ヶ月早くなることの影響は大学生側にはあまりないと思われます。(企業側は採用だけが仕事ではないので、昨年とスケジュールを変更するのはちょっと面倒です)

さて、説明会からはじまる就職活動ですが、最大のポイントは選考過程で行われる「面接」なのではないでしょうか。
一体どれくらいの数の会社に面接に行って、内定はどれくらいもらっているの至だろうと誰もが思うと思います。
リクルート就職ジャーナルが調査していました。
内定した先輩たちに聞きました。 面接、どのくらい通過するもの?(就職ジャーナルより)

何社の面接を受けましたか?

2016-02-25 16.11.42
3分の1の学生が5社以下ですが、3分の2は5社以上を受けているという結果になりました。また全体の平均は14.0社ということです。
さらにでは一体どれくらいの内定をもらったのか?それらも調査しています。

何社内定をもらったのか?

2016-02-25 17.26.21
なんと半数以上は1社という結果に。平均は1.77社となりました。
14社の面接を受けて、内定する会社1.77社というのが平均値でした。
やはり、たくさん受けてたとしても行く会社1社なわけですし、けっこうな長い道のりでようやく1社の内定をもらうわけですので、それで満足してしまうのもわからなくはないです。
就職活動は受験のように決まったルールのもとで公平に行なわれているわけではありません。企業の採用活動は社会情勢や会社の業績・方針などによって年ごとに大きく変わります。さらに説明会のタイミングや面接官との相性などもあります。つまり運要素が大きいのです。
1社の内定が決まるというのは自分の実力だけではなく、いろいろな要素が重なり合って内定が決まります。就職活動を通して、それは強く感じるはずです。ですので、1社が決まり就活終了するというのは、とても自然な行動ではないかと、筆者は思っています。