イメージが湧きにくいが、製品開発に必要不可欠。

皆様こんにちは。
今回は私がグループリーダーを務めさせていただいているグループの業務について簡単に紹介をしたいと思います。

私のグループでは主に「組込み」といわれる製品の中のチップに書き込まれるソフトウェアの開発を行っております。（一般の方はなかなかイメージし難い分野かもしれません。）
半分ハードウェアのようなものなのでファームウェア等と言われたりもします。
どのようなソフトウェアを開発しているか大きく分類すると以下になります。
・ブートローダー
・各種デバイスドライバ開発
・保守メンテナンスツール

【ブートローダー】

製品のメインスイッチをONにして一番最初に動くプログラムです。
CPUにクロックが供給され、CPU自体の設定、RAM等プログラムが動作するために必要な機器の初期設定を行い、OS（オペレーティングシステム)を主記憶装置にローディングし、処理をOSに引き継ぐといったことを行います。
一般的なPCで言うとBIOSのような部分と考えるとイメージし易い方も居るかもしれませんね。

 

【各種デバイスドライバ】

製品ボードに実装されている各種コントローラチップを一般のプログラマが直接操作するのは不便です。
デバイスドライバは一般のアプリケーションプログラマが、各々のハードウェアの操作手順を知らなくても、簡単に使用できるように仲立ちするインタフェースの役割をしています。

【保守メンテナンスツール開発】

ファームウェアの更新やデバッグに便利な機能を提供します。

上記のように私のグループではハードウェアを直接操作するような部分のプログラム開発を行っております。

なかなかイメージが湧きにくい分野で存在すら認識されない部分のプログラムではありますが、必ず必要な部分でもあり、やりがいのある開発ともいえます。

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