20歳の自分への手紙

最近、部屋の整理をしていた時に出てきた懐かしい手紙について書きたいと思います。

 

出てきた手紙は「20歳の自分への手紙」。

 

中学3年生の時に、学校の行事(指示?)で、20歳の自分へ宛てた手紙を書きました。

「書きました」とは言っても、全く記憶に無く、20歳のある日、実家に突然手紙が届いたのです。

15歳に書いたものなので、投函まで5年間。
そう考えるとあまり長くないようにも思えますが、
5年間手紙を大切に保管し、5年後に忘れずに投函する。

今の自分が先生だったら・・・そう考えると、きっと忘れてしまうだろうし、覚えていても、なかなか投函しないかもしれません。

(調べてみると、私たちの先輩では、届かなかった学年もあるようで。)

当時の担任の先生に感謝ですね。

 

内容はというと、長所、短所、仲の良い友達の名前、20歳の自分はどんな大人になっているかなどが書かれた紙と、学校で撮らされたであろう自分の写真が入っていました。

短所に書かれていた内容は「ぎりぎりまで勉強しない(たまにぎりぎりになってもしない)」。

・・・これは、高校でも大学でも痛感していた内容で、中学の時から自覚していたのかと思うと、苦笑いするしかありません。

 

手紙の終わりに、印刷された内容(先生が作られたフォーマット文))ではありますが
「5年後にこの手紙を読んだ時、恥ずかしくない生活を送っていきたい」と書かれていました。

15歳からの5年間頑張って生活できたのか。
20歳の自分は、15歳の自分が恥ずかしくない大人になっていたのか。
今の自分は、15歳、20歳の自分が思い描いた大人になっているのか。

かなりの年月が経った今、改めて考えさせられ、
10代の自分が思い描いていた大人に少しでも近づけるように、昔の自分に恥じないように、
日々を真剣に積み重ねていかなければいけないなと、気持ちを新たにしてくれた手紙でした。