一人「働き方改革」を試みる

2016年9月に「働き方改革実現推進室」が設置されて以来、労働環境の改善活動に焦点が当てられています。

首相官邸のHPの「働き方改革の実現」から、要点を抽出すると、
● 働く方一人ひとりが、より良い将来の展望を持ち得るよう、働く人の視点に立って、労働制度の抜本改革を行う。
● 労働生産性を改善し、生産性向上の成果を働く人に分配する
● 消費を押し上げ、より多くの方が心豊かな家庭を持ち、人々は人生を豊かに生きていく。
pic_g038
各個人の幸せのために、働き方を見直すものと思います。
この業界は、仕事をする上で、テスト自動化や、CIツールなど、作業効率をあげるためのツールがすでにあります。
昨今は、ビジネスルールをプログラムに変換するツール(=超上流開発ツール)もあります。
しかし、未だ、自動化・効率化が進まず、UT、単体テストを手で実施したり、最近では、E2Eテストも自動化可能なはずが、機能間結合テストもExcelエビデンスを取っていたりします。

システム開発に、自動化や効率化が進まないのは、下記の理由があるでしょう。
1. 特殊な要件の環境のため、自動化できる環境がそもそもない。
2. 自動化・効率化するツールの(金銭的や学習)コストが高い。

これらは、自分(=技術者)で折衝することで、顧客や雇い主も納得ずくで仕事が進められると思います。
自分やその関係者が合意の上で、仕事ができれば、(幸せとまではいかずとも、)苦痛は取り除かれます。
PMBOKや業界知識がそうと思います。
自分たちの生活を守るために、プロジェクトを管理し、顧客を守るために、説明責任を果たします。

なので、システム開発界隈には、
● 自分の仕事を効率化する/できるツール
● 自分の精神衛生を守る手法
があると思っています。
技術・開発手法・いろいろな業界の知識・法律を活用し、自分やその周りのみんなの生活を豊かにしたいです。
(完)
しかし。。。。。

もう一つの要素が解決しないと、労働生産性は上がらないと思っています。
しかも、こちらのほうが根が深いです。
それについては、考えがまとまってから、書いてみます。
<残業>と<アウトカム>

ホームページ http://www.ois-yokohama.co.jp
facebook   https://www.facebook.com/orientalinformationservice/

前の記事

着物のススメ