「スマホ首」にご注意を

スマホ首」、
一度は耳にしたことがある方も多いと思います。

今年、自分の身に起きてしまった実例をみなさんに注意喚起としてご紹介したいと思います。

スマホ首とは、スマートフォンを使用しているときの首の形をいいます。
頭を下に傾けて首を屈曲している状態です。
この姿勢を長期間反復的に行われることによって、首の痛みをはじめとし様々な症状が体に起こり、その後様々な症状の引き金となる危険な状態です。
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以下サイトに分かりやすく説明されていましたので引用します。
ストレートネックどっとこむ http://www.straight-neck.com/text-neck/

・原因

スマホ首は反復性ストレス障害(repetitive stress injury:繰り返し同じ動作を行うことによって起こる障害)です。
スマホをしているときの姿勢 ⇒ 頭を前に倒した姿勢
正しい姿勢通常の姿勢では、耳の下に肩がきます。しかし、この頭を前に倒し見下ろす不自然な姿勢では首に大きな負担をあたえ、
肩こりや首の痛み、慢性頭痛などのいろいろな症状を引き起こす原因になります。

・ストレートネックと混同しやすい

ストレートネックは首がまっすぐであるという状態を示した言葉です。(引用者注:首はゆるやかに曲がっているのが正常)なので原因はスマホに限りません。
逆に、スマホ首はスマホをしているときの首の形なので、ストレートネックになっているかは問いません。
ストレートネックでないスマホ首の方もたくさんいます。首が前にとび出ていればストレートネックと思っている方がたまにいますがそれは間違えです。

・症状

スマホなどを見下ろしている姿勢は首の筋肉に大きな負担を与えます。頚椎・神経・椎間板を圧迫するので首肩を中心とした症状がおこります。
また、背中はお尻よりも後ろにさがり、巻き肩、猫背になるので、胸(食道や呼吸器)や胃を圧迫し、いっけん首とは関係のないさまざまな不調や失調症をおこします。

肩こり・首の痛み
椎間板症(椎間板性疼痛)、頚椎症、手のしびれ
慢性頭痛
めまい、吐き気
自律神経失調症
うつ、やる気が出ない、冷え性、疲れやすい
胸焼け、逆流性食道炎(外部サイト)
など。

症状が進行すると、頚椎症性神経根症までなることがあり、首から腕にかけてのしびれや激痛を引き起こすようになります。

 

私の場合は、上記症状の頭痛、めまい、吐き気を繰り返し、病院を3軒はしごしてMRI診断を受け椎骨動脈解離と診断されました。

椎骨動脈解離とは、首の動脈に何らかのダメージがあり血管内部が損傷してしまう症状で、脳への血流が滞ってしまった状態で、それはもう地獄でした。

医師の話では、スマホ首により椎骨動脈を圧迫し続け血管内部にダメージを与えていたのではないと事でした。

スマホ首にならないためには以下のように予防しましょう。
目線が下にならないようにスマホの位置を上にあげ、
スマホ自体も垂直に近い角度を保って持つようにします。
また、15分以上の連続使用も避けるようにしましょう。

この業界に従事していらっしゃる方々は特に、毎日通勤電車でスマホと作業現場ではモニターとにらめっこしていとるか思いますので、普段の仕事中でもモニターを見る姿勢に気を付けて、適度に休憩をはさむように心掛けましょう。

正しい姿勢と適度な休憩、ストレッチなど行うも良いと思います。

以上

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