気象庁防災情報XML

地震発生時などにテレビで目にする地震速報や携帯電話事業者から配信されるエリアメール。

その情報元として気象庁から発表された気象情報が利用されており
「Lアラート(災害情報共有システム)」というシステム経由で気象情報を受信していると思われます。
一事業者でも「Lアラート(災害情報共有システム)」の利用登録を行うことで同じように利用できるようですが、
ミサイル情報(Jアラート)などや市町村、都道府県からの避難指示などの防災情報も合わせて利用する必要があるようです。
なので、「気象情報のみ利用したい・・・」場合には向いていません。
そこで「気象庁防災情報XML」の出番。

 

気象庁防災情報XMLとは

気象庁が発表する気象、地象、水象に関する電文をXML形式で表現したデータのことを言い、気象情報のより一層の利活用の推進を図るために、気象庁はこのXML電文を試行的に公開しています。
天気予報、気象警報・注意報、地震、異常天候の予測など、様々なデータがあり、定時または随時更新されています。
以前はPubsubhubbubを使った登録制のPush型配信だけでしたが、
今はPull型のデータ公開も行っており、自由にダウンロードすることが可能です。
Atomフィードを取得、解析し、XMLデータを取得するだけなので、簡単に利用することができます。

試行的なのでいつ非公開になるかはわかりませんが・・・気象庁防災情報XMLを用いることで
地震速報やエリアメールなどの気象情報を受信することができるようになります。

受信した気象情報を・・・
大規模地震発生時、活火山噴火時などに対象地域の社員に対して帰宅指示や安否確認などのメールを自動送信する
などの社内システムとしても利用できたりするかもしれません。

個人利用も可能ですので、興味がある方はお試しください。
受信した気象情報をどのように利用するかは・・・あなた次第です。

 

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