IPA(情報処理推進機構)のおすすめ書籍について

皆さんは IPA(情報処理推進機構) についてどのくらいご存じでしょうか。

良く知られているのが 情報処理技術者試験 でしょう。
ベンダーが提供している資格試験と比べて汎用性が高いことが知られています。

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我々の業界でIPAの名前を知らない人はいないとは思いますが、
実際の活動内容まで詳しく知っている人は少数ではないかと思います。
IPAの活動内容として以下のようなカテゴリーに分かれています。

・情報セキュリティ
・情報処理技術者試験
・ソフトウェア高信頼化
・国際標準の推進
・IT人材育成
・その他

個人的に、おすすめしたい&参考になった カテゴリーとして
ソフトウェア高信頼化」というのがあります。
このカテゴリーは主にシステムの安全性、つまりはソフトウエアの品質に関する事例や方法論、
それを実践するためのツールなどが掲載されています。
また、SECという有識者・技術者による委員会で、
ソフトウェアの信頼性を向上させるための実証的な論文や事例なども紹介されています。
中でもIPAで発行している書籍を無料でダウンロードして閲覧可能です。
(一部古いものはダウンロードできない場合もあります。)
https://www.ipa.go.jp/sec/publish/index.html
ダウンロードできる書籍は全てのページを参照できます。
ルールさえ守れば、個人・プロジェクト・社内教育で利用することも可能です。
(https://www.ipa.go.jp/sec/about/downloadinfo.html)

個人的には、

・プロジェクトの「見える化」
・プロセス改善
・品質予測
・組込みソフト開発関連ガイド
・ソフトウェア開発データ白書(要ユーザ登録・アンケート)

あたりがおすすめです。

難解で読みずらい書籍ではありませんので、
興味のある書籍があれば参考にしてみてはいかがでしょうか。

ホームページ http://www.ois-yokohama.co.jp
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