【宮田莉朋選手】スーパーフォーミュラーデビュー

9月26日〜27日、岡山国際サーキットにおいて、国内最高峰レースの全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2戦が開催され、莉朋選手が、若干21歳にしてデビューされました。

シーズン途中からの参加ということで、事前練習はなく、ぶっつけ本番で挑まれたのですが、見事な走りを披露されました。予選は3回戦(Q1〜Q3)の勝ち抜きで戦うのですが、Q1及びQ2をトップタイムで通過。Q2のタイムはコースレコードに迫るタイムでした。Q3で残念がながら2番手でしたが、ルーキデビューレースとしては驚愕の速さでした。

決勝では、スタート直後の多重クラッシュを避けたり、タイヤ交換のタイミングが合わず決勝9位でフィニッシュされましたが、予選の走りと、決勝の安定した速さは、大変心に残りました。

 

【OISのロゴマークがペイントされた莉朋選手のヘルメット】

 

実は、この週末、全日本スーパーフォーミュラーライツ選手権も併催され、そちらにも出場し、2回行われたそれぞれのレース結果は、優勝と2位を獲得されています。

 

突然現れたトップフォーミュラをドライブするチャンスをしっかりと結果で残し、力があるドライバーである事を見事に披露されました。
莉朋選手の予選の模様は、こちらからYoutubeでご覧いただけますので、音量に気をつけて是非ご覧ください。2つの異なるレースカテゴリーを同時に乗りこなし、それぞれ結果を出された莉朋選手、今後のご活躍に期待が高まります。

また、10月3日〜4日に富士スピードウェイ(静岡県)において、スーパーGT第5戦が開催されました。
前回、大変悔しいクラッシュでリタイアしてしまいましたが、今回はそのリベンジで臨んだシーズン折り返しのレース。

予選では、Q1を担当され3位通過。Q2においても相棒の国本選手が3位で通過され、決勝が期待されました。

決勝では、莉朋選手は後半担当。スタート担当の国本選手はタイヤとのマッチングが悪いのか、かなり苦しい走りで12位に下がったところで莉朋選手が乗り込みピットアウト。
しかし、そこから猛烈な追い上げで7位でフィニッシュされました。

 

 

このレース、決勝前の選手紹介の際、少しだけ面白い場面がありました。

 

まだまだレースシーズンは続き、スーパー耐久、スーパーGT、スーパーフォーミュラライツ、スーパーフォーミュラ、86/BRZレース、インタープロトと来年1月まではほぼ毎週レースに参戦されます。後半の莉朋選手に注目です。

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