宮田莉朋選手レースレポート

2020年9月12日~13日にツインリンク茂木(栃木県)でスーパーGT第4戦が開催されました。このレースに挑むにあたり、事前にシミュレーターでマシンのセットアップを入念に行ったと伺っています。

12日の予選は、2回戦方式で、1回戦(Q1)で上位半数が2回戦(Q2)進出するフォーマットですが、そのQ1を莉朋選手が担当しフルアタック。見事トップタイムを叩き出しました。
予選は、レーシングドライバーにとって、ある意味決勝よりも気合が入る戦いです。
今年より導入されたGRスープラ(2リッター直列4気筒ターボ600馬力以上)を極限まで操り、その走りは「鬼速」と称賛されていました。

決勝は、残念ながら、相棒の国本選手がドライブ中、回避できないクラッシュによりリタイアとなってしまいました。
かなりダメージが大きかったのですが、幸い国本選手は無事で本当に良かったです。それまでの国本選手の追い上げはすさまじいものがあり、優勝も期待できた走りでした。次戦、富士スピードウェイ(静岡県)でのレースが大変楽しみです。

そして、9月26日~27には、全日本スーパーフォーミュラーライツが岡山国際サーキットにて開催されます。
また、併催される国内最高峰で、コーナリングはF-1マシンよりも速いと称されているスーパーフォーミュラーに、なんと莉朋選手がダブルエントリーの予想です。大変ハードで、レース中、ドライバーの最大酸素消費量の49~56パーセントの酸素を消費し、心拍数は毎分150~160回ともいわれている中、スーパーフォーミュラーライツが2戦、そして想像できないほどの過酷なスーパーフォーミュラーを戦う莉朋選手、若干21歳で世界レベルの挑戦となります。そんな莉朋選手をOISは応援してまります。

莉朋選手に関する面白いニュースがありましたのでリンクを貼らせていただきます。