会社説明会で、その会社のレベルを判定できる。

会社説明会は、皆様が面接を受ける時に、「自己PRをしてください」と言われるのと同じく、会社の皆様への自社PRです。
ですから、会社説明会のレベルが、その会社のレベルをそのまま表している、といっても過言ではないでしょう。

一般的にダメな会社の説明会は次のようなものです。

1.企業の理念の話ばかりで、実際の仕事や待遇の話がない。
自己PRで理念ばかり語る学生は面接に通ることができません。あたりまえですが企業が自己PRで聞きたいのは実績であり、知識であり、希望の年収です。
同じように、皆様が聞きたいのは仕事の中身であり、会社のノウハウであり、そしてどれくらいの待遇が得られるかではないでしょうか。
社長が理念ばかり語る会社は危険です。

2.質問時間が短い
結局のところ、会社説明会は一般的な疑問に対して回答するだけであって、会社の実のところはほとんどわかりません
良い会社の説目会は質問時間が長めにとってあり、参加者の質問にきちんと答えます。説明会で疑問が解消できなければ、会社に入りたいと思わないのは普通では無いでしょうか。

3.人事しかおらず、社員の声が聞けない。
現場の雰囲気は、現場の方々を直接見ることでしかわかりません。
せっかく会社説明会名で出向いたのに、社員の様子がわからないのでは、その会社の情報が十分に入手できたとはいえません。

良い会社と巡り会える良い機会が、会社説明会です。
できるだけたくさんの説明会に参加し、きちんと情報を把握したうえで参加すれば、「働いてみないとその会社のことが分からない」というのが、そうでもないと思えるでしょう。