Raspberry Piでタブレットを作ってみた

【初めに】

ビジネスショーなどを観に行くと、ハードウェア提供会社から試供品としてシングルボードコンピュータが提供されることがあります。
また、最近ではホビー向けに安価で一般販売されるものも多数あり、シングルボードコンピュータの入手できる環境が整っています。

今回は、そんな安価で入手可能なシングルボードコンピュータで有名な、Raspberry Piを使って、タブレットを作ってみました。

Raspberry Pi

仕様するRaspberry Piは以下のとおり。

raspberry pi 3 model b+

Raspberry Pi

 

【タブレットの要求仕様の検討】

個人で使う分には以下のことが出来れば十分と考えました。

  1. WIFIに接続してInternet通信ができ、ブラウザなどでコンテンツが閲覧できること。
    WIFIについてはRaspberry Piに既に実装されている為、ハード的な問題なない。
    ソフトはOSとしてRaspberry Pi OS(旧称:Raspbian)を使用。
    Chromiumも入っているのでブラウジングは可能。
  2. キーボード、マウスは使いたくない。タッチパネルで操作したい。
    タッチパネルの選定が必要。老眼なのであまり小さいモニタだと見えないので10Inchくらいは欲しい。
  3. 持ち歩きが可能で、どこでも仕様できるようにしたい。
    電源コネクタがUSB Type-Cに対応しているので、接続可能なモバイルバッテリーを使用したい。

 

【タブレットの作成】

  1. OSのインストール
    こちらについては、詳しく説明しているコンテンツがあるので、ここでは割愛。
  2. タッチパネル
    10Inchのタッチパネルで良いものはないかと調べてみました。
    以下が良さそうなので、さっそく購入。ポチっとな!

    Raspberry Pi 10インチタックモニター意外と費用がかかったので、モバイルバッテリーは予算の関係でオミット。
  3. 組み立て
    Raspberry Piと親和性のあるタッチパネルを選んだので、説明書の指示とおりで簡単に組めて楽だった。
    Raspberry Piモニター
  4. 動かしてみた
    ブラウジングがスムーズにできて便利!
    所持しているiPhone8と比較してみたが、Raspberry Piの方が早くコンテンツ出たぞ!
    コリャ良い!!
    ただ、音が聞こえない。
    スピーカーが無いので、追加が必要。スピーカーVSDISPLAY 8ohm 2W 丸型

    これで音が聞こえるようになった。ヨシヨシ!

    モニター+スピーカー

  5. 外装を少し凝ってみよう
    このままでは、ハードむき出しなので、カバーが欲しい。
    先のタッチパネルのレビューコメントについてカバーについてコメントがあったので、100均でカバーを購入。仕切付きフリーケースA5

    フリーケース

    いい感じに収まった。

    ただ、このままでは持ち歩きに不便。

    何か良い収納できるポーチがないか、家の中を捜索したところ良いものを発見。

    smart(スマート) 2021年 11 月号

    ↑の付録が使えそう。

    スマートケース
    smart付録

    いい感じに収まった!!

 

【まとめ】

予算の都合上、バッテリーの問題はクリアできなかったが、Raspberry Piを使ったタブレットを作ることができた。

若干分厚いが、コンセントがあるところへ持ち歩くこともできるし、コンテンツ見る分には何ら問題ない。

 

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