ストレス対策「3つのR」とは?

厚生労働省は毎年3月15日から3月21日の期間を『こころの健康づくり週間』と定めています。

 

この期間は年度末で何かと忙しく、また様々な環境の変化や気候の寒暖差なども重なり、

身体的・精神的にもストレスの負荷がかかりやすい時期であるため、

いつも以上にこころの健康への意識を高めましょうというねらいがあります。

 

こころの健康について考える上で、ストレス対策は重要です。

ストレスフルな日常生活の中で、自分でできるストレスの対処法として、3つのRを取り入れるとよいと言われています。

  1. レスト(Rest):休息、休養、睡眠など
  2. リラクセーション(Relaxation):ストレッチ、ヨガ、リラクゼーション音楽、アロマなど
  3. レクリエーション(Recreation):運動、旅行などの趣味や娯楽、会食など

春と言えば桜の季節。
外出がお好きな方は花を愛でたり、外で活動するにはよい季節ですね。

ご自宅で過ごすことがお好きな方は、ゆっくりお茶を楽しんだりすることもストレス対処の一つになるのではないでしょうか。

 

日々の仕事が忙しかったり、子育て真っ最中の時期などは、
これら3つのRを取り入れたいと思っても時間の確保が難しく、
なかなか思い描くようにはできないかもしれません。

 

でも、そういう時だからこそ、わずかな時間でもストレスから離れ、自分のための時間を持てると、
楽しくポジティブな気持ちになりますね。
前向きに仕事に取り組めたり、心穏やかに毎日過ごすためにも、とても大切なことだと思います。

 

職場においても家庭においても、サポートが必要な時は決して一人で抱え込まず、
遠慮なく仲間や友人、家族に相談してよいと思います。

話すことで気持ちが楽になることもありますし、
頭の中が整理され、抱えていた課題の解決の糸口が見つかるかもしれません。

困っていることに周囲も気づけば、必要なケアやサポートを一緒に考えることもできますね。

 

この期間に自分の今の状況をしっかりと見つめ、こころの健康と向き合ってみてはいかがでしょうか。

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