4月の大卒内定率9・7% 昨年より2ポイント増 リクルートキャリア調べ

4月の大卒内定率がリクルートキャリアより発表されていました。

「2016年4月度(4月1日時点) 就職内定状況(2017年卒)」【確報版】 -【「就職活動・内定状況」と「就職活動に対する心情」について】- (リクルートキャリア)

それによると、4月1日時点での就職志望者のうち、就職内定率は9.7%となり、これは前年同月の7.5%と比べて、2.2ポイント高くなっていると報告されています。

昨年は、就職協定により8月1日より面接解禁でしたが、今年は2か月前倒しの6月1日より面接解禁となったことがやはり影響を与えているようです。

また、さらに4月1日時点の「みなし就職内定率(※)」14.0%、「見込み就職内定率(※)」37.5%となっています。

※内々定・内定を確実に取得できる見通しの者を就職内定取得者に加えた「みなし就職内定者」の『みなし就職内定率』は14.0%。更に、内々定・内定をある程度取得できる見通しの者を加えた「見込み内定者」の『見込み内定率』は37.5%と、前年同月よりも高くなった。

つまるとこと、4月1日時点で就職活動をしている人のうち5名中2名はすでに内定もしくは内定見込みで現在を過ごしているということです。
今、必死に就職活動をしていてまだ内定をゲットしてない人にとっては、とても耳の痛い話ではあります。昔から、ゴールデンウィーク前までにある程度内定者が出るというのは、就職協定で面接解禁が遅くなっている現在でもその通りであることがデータからでもわかります。
ただし、これは就職活動としての序盤戦であること今も昔も変わりはありません。 これから本格的に動き始める企業も少なくありませんし、特に中小企業はこれからが採用活動が活発化していきますので、焦らずに自分に合った会社を探すつもりで、多くの会社と接触を試みましょう。