横国アプリコンテストの審査員をさせて頂きました!

 

11月18日(日)は、横国アプリコンテスト 2018がありました。

http://ynu.yokohama/yac2018/

とても恐縮ですが、私、審査員をさせていただきました。

最後の懇親会まで参加して、発表者の方々、他、参加された方々ともお話をさせて大変刺激あるよい日になりました。

個人的に印象に残ったものを紹介してみると。。。。

 

通勤電車の席を平準化するアプリ:

自分が乗る車両で座っている人と、立っている人で、もうすぐ降りる人をマッチングするそうです。

通勤者あるあるかと思いますが、ずいぶん長く電車に乗って、立っている自分の目の前の座っている人がなかなか降りず、遠くの人が降りて、他のさっき乗ってきた人が座れて、グヌヌってなることを解消できます。

私は空想で解消方法(鉄道会社が乗車客に降車駅が表示される帽子を配る)を考えていたのですが、そんなことをしなくてもいいとてもスマートな企画でした。

 

創傷問診アプリ:

大賞を獲得したアプリです。

複雑な創傷状態の問診の基準があるらしいのですが、簡易化し、利用者もその状態がわかるそうです。

大賞になったのは、開発力の高さと思います。「傷」を判断するAI、深さ・面積を判定するための写真の画像3D処理を利用して、傷の状態を判定する処理内容が非常に高く、かつ、完成されていたので、非常に評価が高くなりました。

 

よりみちアプリ:

スキマ時間を有効活用させてくれるアプリです。ありそうで、あまりないですね。googleMapでもいいけど、自分の関心事で絞り込んでくれるので、あると便利。

google playで取得できます。「よりみち」です。

おおよそ、日常の効率化を目指すアプリが多い中、人の生活を充実させてくれるアプリだったので、私はこれが一押しです。

ひよこ、かわいい。。

 

知識共有アプリ:

同じ関心事の人同士で、知識を共有できるアプリです。

大学での利用シーンで人の関心事が授業を例にしたプレゼンでしたが、ビジネスシーンでの可能性が広がりそうなアプリと思います。

関心事で結んで、ゆるいコミュニティができそうなので、コミュニティの「ファン」の2番手をもっと広げられるかなと空想しました。

 

自己分析アプリ:

自分の嗜好性を明確にするアプリです。

ただ、熱量No.1企画、個人の「幸せ」の定義を使用という試みが発端になっているとのこと。

最近、以下の記事(所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げるらしいです)の後だったので、人間を深掘りする企画に感心しました。

https://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/18j026.html

挙げなかったアプリも、企画力が突出していたり、かたや、開発力がダントツだったり、アプリコンテストなのに、すでに運用を視野に入れた仕掛けになっていたりと、魅力がいっぱいでした。

このコンテストは、利用者の目線を大事に、広い視野で、色んな角度の視座から企画を組み立て、リリースまでこぎつけるので、相当なパワーが必要と思います。

反面、時代かなと思ったのは、「やってみないとわからないよね」っということでしょうか、審査員を含めて、あまり、ビジネスモデルを気にせず、だれをどうやって幸せにするかを考えた場だったと思います。

 

今回のテーマ『日常をかえるアプリ』に沿った学生の皆さんの観察力や視点、開発力、

さらに、懇親会では、チームのメンバのみなさんが、参加者にフィードバックインタビューしていたので、感心しました。

 

弊社としては、地元の一企業として来年も継続してアプリコンテストにスポンサー参加させていただき、学生さんたちの活動を応援していきたいと思います。

また、インターンはもちろんのこと、学生さんたちとの勉強会や技術交流会を定期的に開催しお互いの交流を深め、横浜の、ひいては日本のIT産業を盛り上げていきたいと思っています。

 

発表者の皆さん、参加された皆様、大変、ありがとうございました!