横浜国立大学 アプリコンテスト

第4回 横浜国立大学 アプリコンテスト(YAC)
にスポンサー企業として参加させていただきました。
弊社は今回初めてのスポンサー参加となります。
http://ynu.yokohama/yac2017/

●アプリコンテスト

テーマは「くらしを豊かにするアプリ」ということで、企画部門・開発部門・ハードウェア部門に分かれてコンテストが開催されました。
弊社アプリ開発担当者も審査員の一員として、アイデア・完成度・有用度・ユーザーインサイト・プレゼンテーションの観点から、公正に審査させていただきました。
学生さんたちの斬新なアイデアや活気のあるプレゼンは、いずれもレベルが高く、とても興味深く、刺激的でありました。
なかには、もう少し手を入れるだけですぐにも事業化できそうなものもありました。
学生さん自身で構想を練り、どのように実現するかをよく検討したんだなぁと感じられるものが多く、大変感心させられました。
OIS賞に輝いたのは、チーム「Paper」です。
トレーニングジムでのトレーニング履歴やスケジュールを管理できるアプリ、「トレーニング日誌」。文字入力を少なくし、クリックで操作できるUIも好評価で、ポテンシャルを感じました。
今後はウェアラブルデバイスの活用やトレーニング設備にセンサーを搭載してIoTデータとして、ビッグデータ的に展開していくと、事業性も出てくるのではないかと思います。
引き続き、アプリ開発をブラッシュアップしてくれることを期待しています。
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●アプリ開発というシゴト

アプリ開発において弊社の主な業務内容は、事前に作成された仕様書どおりにアプリを作成することです。
仕様書の内容は細かく、技術的に複雑な仕様もあったり、実現困難な性能要求が提示されていることもあったりします。
仕様通りに動く、バグフリーなアプリを納期どおりにきっちり納品、それが弊社の仕事です。
当然ですが、(保守性・拡張性を含めて)技術的な話になると、弊社のエンジニアたちは学生さんたちより優れていると思います。
しかし、「くらしを豊かにするアプリ」を企画してくれと言われたら、正直いい勝負かもしれません、いや、むしろ、学生さんたちのほうが優れているかもしれません。
それは、学生さんたちは型にしばられない自由な発想を持ち合わせているのに対し、エンジニアは企画の段階で実装の困難度が見えてしまい、つい、実装可能なもの、開発に都合のよいものを企画してしまいがちだからです。
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●アプリ開発の今後

今後IT業界で求められることは、仕様書どおりにアプリを作ることだけでなく、どのようなアプリを作ってビジネスにつなげるか、どういうふうなサービスを展開したらよいかを提案・実践できることです。
そういった意味で、アプリコンテストのような企画から開発まで一貫して担当することは、今後エンジニアを目指そうとする学生さんにとって非常に価値がある取り組みであると確信しております。
弊社としては、地元の一企業として来年も継続してアプリコンテストにスポンサー参加させていただき、学生さんたちの活動を応援していきたいと思います。

また、インターンはもちろんのこと、学生さんたちとの勉強会や技術交流会を定期的に開催しお互いの交流を深め、横浜の、ひいては日本のIT産業を盛り上げていきたいと思っています。

ホームページ http://www.ois-yokohama.co.jp
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