エンジニアのキャリアパスのゴールは何?

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こんにちは。日に日に寒くなっていきますね。
今回は、「キャリアパス」について書きたいと思います。
一般的にITエンジニアのキャリアパスは次のように言われています。

最初はプログラマー。
基本的なコーディングの技術、アプリケーションを実装する技術を身につける。

次はシステムエンジニア。
上記に加えて、より上流工程である設計、要件定義の技術を身につける。

そして、プロジェクトリーダー。
顧客との折衝や、継続案件の獲得、プロジェクト全体の進捗管理などSEとプログラマーの統括を行う。

プロジェクトリーダーより上は部長クラスや役員クラスになり、会社の「経営」や、「新規案件獲得」などに関わるようになる。

皆さまのイメージと大体同じでしょうか?

ただ、プロジェクトリーダーから上は純粋な「技術者」ではありません。
どちらかと言えば営業的な役回りや、経営管理といった役回りとなり、現場から離れてしまう方もいらっしゃいます。
「自分はいつまでも現場でものづくりがしたい」という方もいらっしゃいますが、ほとんどの会社においてはより高い地位、給与を狙うためには「技術ばかりではダメ」ということが言われているようです。

比較的大きな企業では、「スペシャリスト」という枠があり、技術者に特化して仕事をすることもできるキャリアパスがあるようですが、まだまだ浸透していないのが実際です。

当たり前なのですが、「その人がどれだけ稼いだか」という基準で給与が決まるため、スペシャリストとしてよりも、経営陣として売上に貢献したほうが給与が高くなりやすいのは事実です。

しかし、スペシャリストを選んだらいつまでも給与が安いまま、というのも夢がないでしょう。

その場合ですが、売上に貢献できない場合は少なくとも、「スペシャリスト」「CTO」として、会社全体のの生産性を大きく向上させたり、人を育成したりすることで貢献出来ます。

あるいは、技術的に社外でも有名になりその会社の知名度アップに貢献したり、新しい技術を自ら発信し、会社の技術力の底上げにつながったりすれば、大きな給与の向上を見込めます。

 

いずれにせよ、「スペシャリスト」だからと言って、自分だけの仕事をしていても給与の向上はありません。

どちらの道を目指すか?エンジニアとして、いずれは考えなければならないことです。

 

是非、自分の適性に会った道を選んでいただきたいと思います。

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