新卒採用活動継続中の企業は56.6%。中小企業の採用活動は今が本番。

株式会社アイデムの人と仕事研究所が、2017年度の新卒採用を行なう企業の新卒採用業務担当者1,000名を対象に調査を実施したところ、半数以上の企業では新卒採用活動中であることがわかりました。   2017年度の新卒採用に関する企業調査【7月1日状況】(株式会社アイデム)

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≪現在の採用活動状況≫
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今年は6/1が就職選考解禁日となり、解禁とともに大手企業を中心に、一斉に内定が出されたようです。
「内定充足率」と呼ばれる、採用予定人数に対する内定者数の割合が80%を超えている企業はすでに4割以上あります。
一方、約5割以上の企業は、内定充足率が60%未満に留まっており、内定の正式解禁日である10月に向けて、これからの企業もまだまだ多くあるようです。
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昨年より2ヶ月前倒しではじまった新卒採用活動ですが、昨年と同様に大企業が解禁日とともに内々定を出すという流れは変わっていないようです。
暗黙の了解として、就職活動を終始企業側優勢ですすめられる大企業は解禁日までには選考はすでに終わっており、解禁日にはほぼ誰に内々定を出すかは決まっています。
そして、大企業ではないいわゆる「中小企業」ですが、一般的には、このような大企業の採用の流れを読んだ上で、採用活動が本格化していきます。
中小企業にとっては、7月から10月にかけてが採用活動の正念場となりますので、現在就職活動中の学生は、すでに内定が決まったという学生は気にせず、精力的に就職活動を行いましょう。