スマホ派だけで就活をしている人は26.5%に満たない

財団法人雇用開発センターが、「2017 年卒大学生の就職活動調査」の結果を発表しました。

ニュースリリース「2017年卒大学生就職活動調査(第一回)の結果速報」について
 
公表されたデータの中で、就活生におけるスマホに関する調査で興味深いものがあったのでご紹介します。
2016-08-05 3.11.19
スマホとパソコンの活用 において、
「スマホとパソコンを半々で使い分けた」  35.6%
パソコンを主に使い就職活動をしていた  32.8.%
スマホを主に使い就職活動をしていた  26.5.%
(一般財団法人 雇用開発センター 「2017年卒大学生就職活動調査(第一回)の結果速報」より抜粋)

という調査結果が出ていました。
iPhoneが登場して今年で10年。ここ2〜3年でスマートフォンは爆発的に広まり、あっという間に浸透しました。老若男女、ありとあらゆる層の必須ツールとなった感があります。
そんな中で、就職活動をスマホだけですませることができる人は少数派のようです。
意外と低いと感じるのではないでしょうか?
現在の大学生たちががスマホを使いこなせないというのは考えられません。
どうしてでしょうか?
それは、一つは企業側に原因があると思われます、現在生活レベルではスマホがなかり浸透しましたが、ビジネス側ではまだ対応してきれてない部分があるからです。
企業側のホームページがスマホ対応していなかったり、例えばつくったホームページをリニューアルした頃にはもうスマホシフトの大きな変化が訪れていたり、企業側も対応についていくだけでも大変なのです。
もう一つの原因は、ESなど書類を作成する時は、やはりパソコンの方がやり易いです。これはビジネスの現場でも一緒です。作業はパソコンでやるほうが効率いい場合が多いですよね。

というわけで、ビジネスの現場はようやくスマホ対応がはじまったばかりというのが実情で、PCとスマホの使い分けがなされつつ、ビジネスの現場でも徐々にスマホ利用の割合が上がってくるのではないかと思います。