秋の夜長におすすめしたい小説

小説が好きです。

元々、私は殆ど小説を読まない人間でした。
読み始めたのは、新入社員の時代、作成したドキュメントのレビューをしている中で、先輩から「お前はもっと本を読め」と指摘を受けたことがきっかけです。
文章が周りくどくて本当に伝えたいことが伝わらない、構成がめちゃくちゃ、という今思えばひどい有様な資料を作っていました。
読書
最初はいやいや読み始めたのですが、面白さにハマりまして、今では本棚から溢れてしまい、妻からは邪魔だから売ってこいと言われ戦々恐々しております。
技術書も大切ですが、小説のような通勤中に気軽に読める読み物で基礎的な文章力語彙力を養うこともエンジニアにとって重要だと考えます。

読書の秋、ということで
私が小説好きになったきっかけにもなった小説家、伊坂幸太郎さんのおすすめ作品ベスト3を紹介したいと思います。

 

 

■第3位:死神の精度

タイトルにもあるように、死神が主人公の話です。
まず、設定が個性的で面白いのと物語も読みやすいのでおすすめです。

 

 

■第2位:残り全部バケーション

5つの短編からなる作品です。
短編集なのにそれぞれの物語が所々リンクしていて一つの長編のようになっています。
全ての物語に共通して登場する二人組のやりとりが軽快でお気に入りの一冊です。

 

 

■第1位:ラッシュライフ

様々な登場人物たちの視点から展開される物語が騙し絵の様に複雑に交錯していく作品です。
終盤になるにつれ次々と伏線が回収されていく展開は心地よいです。
このような作品を書けるのも、元々作者がシステムエンジニアだったことも関係しているのではないかと思っています。

上記の他にも面白い作品がたくさんあります。
有名な作家さんなので知っている方も多いと思いますが、興味ある方はぜひご覧になってください。

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