2024年度新卒者 懇親会を行いました

2024年2月15日(木)

2024年度の新卒者に向けて、入社前の交流を深めるために懇親会を行いました。
卒業研究の発表当日と重なった方もいたため、OISのエンジニアも含めて4名でしたが、
事前にいただいたアンケートを基に有意義な時間となりました。

今年度も、地方の方がいらっしゃますのでオンラインにて行いました。
お題は以下の2つをメインに順番にお話を聞かせていただきました。
①卒業研究または自分で取り組んでいることはありますか?
②エンジニアに聞いておきたい事などはありますか?
を質問させていただきました。それぞれの研究について、ご紹介していきます。

①卒業研究または自分で取り組んでいることはありますか?

◆Tさん(愛媛県出身)

『高出水を引き起こす降雨パターンについて』研究されたそうです
各地での豪雨災害が多くあり、将来に向けて何か対策が出来ないかと思い、将来上昇する地球の温度でどのくらい降雨に変化があるかを調べる事にしたそうです。
言語はPythonを使用されたそうですが、個々での研究となったため、先生に質問するしかなかった点は苦労したところだそうです。
反対に、4ヶ月弱という短い時間で行ったことにより、時間が足りなくてもやってみたら出来る!!という気持ちで向き合い、「諦めずにやる事の大切さ」を体験する事が出来た。と、お話してくださいました。
SDGsの観点からも非常に良い研究内容だと感じました。いつ起きるか分からない災害に少しでも役に立つと良いですね!

◆Yさん(神奈川県出身)

『自分の支出を登録して管理する事ができるアプリケーション』の開発をされたそうです。
自分が困っていることを題材にしよう!将来に向けて役に立つアプリを作成しよう!とグループで相談して決めたそうです。
言語はKotlin、環境はAndroidStudio、クラウドはFirestoreを使用されたそうです。
4人態勢で、1人/設計、1人/画面デザイン(Yさん担当)、2人/内部作成と分担し、労働の割合が異なっていたのでみんなで分担して補佐しながらできた点は良かった。反対に、それぞれの趣味が異なるので、自分が担当した画面デザインは悩んで大変だったそうです。
1年をかけて開発を行ってきたが、クラウドの使用が初めてだったので大変だったが、グループで行った事によりプラスになったそうです。
学部の代表にも選ばれ、これからまた発表があるそうです。頑張ってくださいね!

◆Kさん(埼玉県出身)

医療画像解析学研究室に配属しており、そこでARの技術を研究しています。具体的にはHololens2というヘッドマウントディスプレイを用いて、ARの医療への応用を視野にいれたAR空間の共有を研究しています。
とても興味深い研究でしたが、残念ながら今回はご参加できませんでしたので、入社されてからまたお話が出来る機会を設けたいと思っております。

②エンジニアに聞いておきたい事など

◆参考になる教本や良くお世話になっているサイトなどあれば教えていただきたいです。


≪オススメ①≫
『リーダブルコード―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』 (Theory in practice)
「美しいコードを見ると感動する。優れたコードは見た瞬間に何をしているかが伝わってくる。そういうコードは使うのが楽しいし、
自分のコードもそうあるべきだと思わせてくれる。本書の目的は、君のコードを良くすることだ」(本書「はじめに」より)。

コードは理解しやすくなければならない。本書はこの原則を日々のコーディングの様々な場面に当てはめる方法を紹介します。
名前の付け方、コメントの書き方など表面上の改善について。コードを動かすための制御フロー、論理式、変数などループとロジックについて。
またコードを再構成するための方法。さらにテストの書き方などについて、楽しいイラストと共に説明しています。

日本語版ではRubyやgroongaのコミッタとしても著名な須藤功平氏による解説を収録。
(販売元参照)

≪オススメ②≫
『Java言語で学ぶデザインパターン入門』がおススメです。
その他にも、『JAVAのやさしいデザイン』、『やさいいJavaの入門書』など、さまざまな分かりやすい本が出ています。
今は簡単に試し読みなども出来ますので、ご自身で見てみて色々と試してみて欲しいです。
そして、勉強をされる中で、分からないことが出てきましたら、ぜひ、その質問を持って入社してきて欲しいです。
知識のある先輩方の知恵をいただきスキルアップしていってもらえたら嬉しいです!

 

◆研修が終わった後の任される業務内容が決まっていれば、教えていただきたいです。


配属されるグループによってやる事は異なりますが、まずはプログラミングを書いていけるようになる為に進めて行きます。
2ヶ月間のプログラミング研修で行ったプログラミングにおける考え方などの基本知識を更に深く向上させていく事などです。
基本が出来てくれば、やれることも増えますので作業もどんどん増えていきます。
配属グループによっては言語やフレームワーク、作業の流れも異なったりしますので、色々な案件に触れることで知識レベルを上げてOISの将来を担う一員になって欲しいです!!


最後に皆さんとご一緒にお写真撮らせていただきました!
設定の影響で写真サイズが異なってしまいごめんなさい!でも、みなさんの良い笑顔が見れて嬉しかったです。

残り少ない学生生活を楽しんで、元気に入社してきていただけるのを楽しみにしています!!
OIS社員一同、お会いできるのをお待ちしております!!