将来、誰でもプログラミングができる世界になる

こんにちは。
OISでエンジニアをしている中途入社5年目のただっしーです。

さて、本題に入る前にまずは軽く自己紹介をさせてください。
当社は大きく「製品開発系サービス」「Web・ビジネス系サービス」の2つの事業がありますが、私は「Web・ビジネス系サービス」の部門に所属しています。
プロジェクトの内容やプロジェクト内での役割によって、業務の内容は人それぞれですが、私が具体的にここ1カ月でやったことを挙げると、

・Webシステムの開発
・サーバ、ネットワーク構築
・ルータの故障交換
・お客様から新規事業の相談を受けてシステム化の提案
・新しい技術の調査

など、ソフトウェアの開発に限りません。

どんな仕事をやってるの?と聞かれた場合は、「いろいろやっているけど、ひとことで言うとITでお客さんの事業にする仕事をしている」と言うことにしています。
ありきたりな言葉ではありますが「やりがいのある仕事」です。

また、家庭では3児の父親です。今日は私の息子の趣味について書きたいと思います。

息子は現在小学一年生なのですが、幼稚園児の頃から「プログラミング」にはまっています。
(余談ですが私が小1の頃は「ラーメンばあ」というおかしのオマケについているシールを集めるのが趣味でした。)

息子のプログラミング好きは父親の影響、、ではなく、NHKのEテレでプログラミングの番組を見てやりたくなって始めたようです。
とっても楽しいようで、ほぼ毎日朝晩やっています。
お父さん、おはよう!!プログラミングやっていい!?
と言って朝起こされるのが日課です。
ここまで読むと「小1がプログラミング?」と違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。(不健康そうなイメージを持たれる方もいらっしゃるかも・・。)
プログラミングというとC言語やJavaなどを思い浮かべるかもしれませんが、長男がやっているのはScratchという子ども向けのプログラミングです。

https://scratch.mit.edu/
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【Scratch (スクラッチ) とは】
初心者が最初に正しい構文の書き方を覚えること無く結果を得られるプログラミング言語学習環境である。MITメディアラボが開発し、遊び心のある実験やインタラクティブアニメーション、ゲームなどの製作を通してさらなる学習のやる気を起こさせることを意図している。[wikipediaより引用]

2020年の教育改革により、小学生でプログラミング教育が必修になるようです。私の家の近所にあるお年寄り向けのパソコン教室が、この春から小学生向けのプログラミング教室になってました。

小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議」という会議の中で「プログラミング教育の必要性の背景」がいくつか書かれています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/053/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/07/08/1373901_12.pdf

その中で
自動販売機やロボット掃除機など、身近な生活の中でもコンピュータとプログラミングの働きの恩恵を受けており、これらの便利な機能が「魔法の箱」ではなく、プログラミングを通じて人間の意図した処理を行わせることができるものであることを理解できるようにすることは、時代の要請として受け止めていく必要がある
とあります。
これまでは、プログラミングというと「なんだか難しそうなことをやっている」ブラックボックスなイメージを持たれている人が多いですが、そのうち非エンジニアの方も含めて皆がプログラミングについて理解する時代がやってくるかもしれません。

そうなると、お客様の目も肥えてきますし、誰でもできることであればプログラマーの価値や存在意義に関わってくる話になります。

プログラミングに興じる長男を見ながら、自分が他のエンジニアとどう差別化ができるか、また、プロとして自分がどんな価値を提供することができるかをしっかり考えていかないといけないなーと感じました。

(続く)
小学校でのプログラミング教育は有効? ~小学1年生がスクラッチで作ったプログラムを紹介~

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