働き方について

働き方について、皆さんはどのように考えているでしょうか?
具体的なことだと、

・定時で出社し、定時で帰りたい。
・平日の残業はある程度はいいけど、土日祝日は絶対に出たくない。

 

これらも、一つの働き方に関する考えだと私は思います。

今回、このブログに書くのはこのようなことではなく働き方をある物に例えてどんな働き方が自分に合っていそうかというのを少し考えてみてほしいなと思います。

なぜ、このようなことを書こうかというと新卒で入った会社をすぐ離職してしまう人がやはりまだいるというのが現状です。

とはいえ、これを書いている私も3年目の終わりに新卒で入った会社を退職している身なのであまり大きな声で言うことは難しいのですが、大変だった就職活動を失敗したということにしてほしくないというのがあります。

もちろん、私の場合も失敗だったわけではなく次に進むために離職したので同じ境遇であれば良いのですが
これが離職もできずに悩み等を抱え込んでしまい、後悔をしてほしくないためです。


前置きが長くなりましたが、私が働き方をある物に例えると前述しましたが、今回お話しするのは「」に例えさせていただきます。

川というのは幅や流れが場所場所で異なっています。

会社というのも大企業から中小企業まで様々な規模の会社があります。

この規模や企業成長の度合いが川の幅や流れに近いのではないかと思います。

新卒で入る会社というと、やはり安定感、規模などを優先して見がちですが(私も正直そうでした)
一生勤め上げるという時代も終わりを告げていると私は思います。

今ではフリーランスという働き方もあり、フリーランスで自分の価値を上げ働くペースをコントロールすることも可能だと思います。

例1.大企業

このようなところは、規模としては非常に大きく安定もしています。

また、案件としても非常に多くを抱えることになるので案件から外れるということは少ないと思います。

しかし、その反面すでに導入している技術をそのまま踏襲や今導入しているものの改修というのが多くなり、積み上げられる技術というのは少ないかと思います。
(個別で勉強している技術などを除く)

これらは、川で例えると「川幅の広い川の下流」と考えます。

例2.大企業のパートナーとして案件に参画する中小企業

このようなところは、規模としては小さ目かもしれませんが、先に書いた大企業とセットになり案件に入ることが多くなるため、業務で積み上げられる技術は正直少なくなるのではないかと思います。

しかし、このような企業には1人1人の技術力というのが秀でている人も多くいる場合もあるため、技術力を高めることが出来る場合もあります。

川で例えると「川幅の狭い川の中流~下流」と考えます。

例3.今、サービスを立ち上げ始めている段階のベンチャー企業

規模などは小さくても、新しい技術(言語もインフラも)をどんどん学んで行くことができる非常に魅力的なところである反面、やはり裁量が上記2つと比べると大きくなるため一つのミスが大きく自分に跳ね返ってくると思います。

また、仕事のスピードというのもかなり重要視されるため、少し手間取るとおいて行かれる可能性もあるデメリットがあると思います。

川で例えると「川幅の狭い川の上流」と考えます。

ある働き方としては、例2に当たる企業に入り一通りの経験を積み(3年などという縛りは持たない方がいいです)
その経験を例3などの会社で活かす。また、マネジメント系に興味がある場合は例1のような会社に行くのも手でしょう。

その後、例3で磨いたスキルを元にフリーランスとなり川を自由に渡り歩ける存在になるとかなり重宝されることでしょう。

いきなり、新卒で例3に行きスキルを身につけ、その後を見極めるというのも手でしょう。

また、文中にフリーランスという言葉も出しましたが、会社勤めとの差などもまとめられたらと思います。

フリーランスとは個人事業主のことで、自分がある企業と業務委託等の形式で契約を結び仕事を行う形態です。

しかし、自分で仕事を取らないといけない。税金などの手続きを自分で行う必要がある。

保険や年金、賞与がないなど会社勤めに比べ不安になる点は多くあります。

仕事がなければいわゆる「プー太郎」で収入はありません。会社勤めであるといくらかの給与は保障されています。

しかし、会社勤めであると朝から夜まで仕事で1年を通して働く必要があります。

そこでフリーランスで自身の価値を高めることで早い段階で単価を上げることも出来ます。

それを利用すると、会社勤めで税金引かれる前の年収で800万円の人は月ベースで50万(賞与を4か月分と想定)
フリーランスの人であると、契約単価次第ですが月65万の案件に入ると同じように12ヶ月働かなくてはいけませんが、
これを価値を高め月100万円の案件に参画できたとするとどうでしょう?8ヶ月で同じ800万円を稼ぎ出すことができます。

そうした場合、残りの4ヶ月は遊ぶなども不可能ではないのです。
但し、現実的には老後にゆとりを持たせたいのであればフリーランスとサラリーマンで同じ稼ぎではダメでフリーランスの場合1.25倍~1.5倍は稼ぎを出さないと難しいのではないかと思います。

 

前述の例で会社勤めで800万を受け取っていた人の場合、フリーランスになるのであれば、1000~1200万となるのですが、このように高単価の案件はなかなか
市場に出ていないと思うので価値をあげてその価値でフリーランス時代に築いたパイプ等でベンチャー企業に再就職や新たに起業ということが現実的な路線かと思います。
このように、一生同じ会社で働きあげずとも働き方については様々あるのです。

また、最初に選んだ会社がもし自分の目指したい方向性と異なるようであれば早く行動に起こすべきと私は思います。

そんなところで無理に長く続ける必要はないと考えるからです。

簡単に、例を挙げましたがどれも個人的にぱっと思いついた印象などの内容であり
全ての会社がこれらに当たるとも思いません。

しかし、もしこれを読んだ方が働いて行く会社選び等の参考にしてもらえたら幸いです。