中小IT「ブラック企業」の見分け方

こんにちは。

早いものでもうクリスマスですね。
この分だとあっという間に今年も終わりそうです。
来年も良い年でありますように。

 

さて、応募者の方々から頂くコメントに、中小IT企業は「ブラック」率が高いので、見分け方が無いか、という物がありました。
ブラック企業、人によってイメージは様々ですが、一般的には長時間労働、法令違反、低賃金、スキルアップ皆無、などの悪条件が揃った企業のことをブラック企業、という方が多いと思います。
たしかにIT企業は長時間労働の会社が多いです。そして、給料はそれほど高くない。もちろん残業代も退職金も出ない、そんな会社はたくさんあります。でも、そういった会社を見ていただくと、実は2種類あります。

1.スタートアップ企業で、社員はほとんど起業家のような人々の会社
2.独自の技術や得意領域がなく、下請けばかりやっている会社

 

1.のような会社は全員エネルギッシュで、給料のことや長時間労働のことなど意に介しません。
社員という意識が殆ど無く、全員経営者みたいなものです。
こういう会社に入ると、人や仕事は面白いのですが、どうしても仕事中心の生活になります。
「それでも夢にかけるぜ!」という方は最高の環境ですが、「人生を仕事に捧げるつもりはない」という方には「ブラック企業」と思われることもあるのでしょう。

2.のような会社はほんとうの意味で「ブラック」です。一番良くないのは「スキルがつかない」というところです。特に大企業の下請けや、親会社の下請けばかりやっていて、「言われたことをこなすだけ」となってしまうと、転職すら出来ません。
だから、中小ITは「ブラック」と呼ばれることがよく有ります。

仕事はそこそこで、給料もそこそこで・・・という方は是非大企業を狙ってください。
仕事で一山当てたい!という方は1.のような会社がお勧めです。

そして、2.のような会社は行ってはいけません。会社説明会でキチンと「強み」を説明しているかを聴き、「どういった仕事を通じてスキルアップできるのか」を理解してから面接に臨みましょう。特に、離職率や給与制度、残業時間などはきちんと確認しておくべきです。

ちなみに中小でも「強み」があり、「スキルアップのイメージがきちんと掴める」会社は、いい会社です。
場合によっては大企業よりも裁量がある分、好きな仕事ができたりします。

そして、もちろん弊社もそうありたい、と思っています。
皆様の応募をお待ちしております。

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