変化の標的足り得るか。

少し前に、
とあるシステムを社内に広める活動をしている方のお話を聞く機会がありました。

社内のシステムなので、
通常の営業とは異なり話を持ち掛ける相手の立場は新人さんからお偉いさんまで様々だそうで
その人のターゲットは
「偉い人」次に「若い人」
だそうです。

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『偉い人』、
と言うのはトップダウンで決定する事ができる立場の人。
当然その人の心を掴めばあっという間に導入、
しかもそこに所属する人たちもそれに倣う(わざるを得ない?)訳です。
売り込む側にしてみればありがたい存在です。

『若い人』、
と言うのは新しいものに抵抗がない人。
最初は余り乗り気じゃなくても、
こんないい点があるよ、こんな機能もあるよ、と説明すれば興味を示してくれるそうです。
そして気に入ってくれると、周りに広めてくれる事が多いそうです。
口コミ万歳。

では逆に、その人のターゲットから外れるのはどんな人でしょう。

『既存にこだわる人』です。
「うーん、便利かもしれないけど今で充分回ってるしなぁ」
「このやり方が慣れてるからなぁ」
「今のシステムは◯◯なんだけど…今のシステムなら××で…今のシス…」
こう言う人の場合は、あまり感触も成果も良くないそうで、
早々に切り上げることも少なくないそうです。
技
既存や慣れは安心感もあり心地良いものです。
かく言う私自身も最近めっきりそちら側の人間だったりします。
しかし、古い物はいずれ置き換わるもの。
あなたが拒絶したそのシステムは、
若い世代が育ち活躍する頃にはスタンダードになっているかもしれません。
そしてその頃、更に歳を重ねたあなたは新しい流れについて行けるでしょうか。

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