就活にかかるお金の平均は約10万円。高い?安い?

いざ就活をはじめた時、忘れがちになること。で、あとで気づいてはっとすること。
この蟻地獄(先が見えないことの例えです)のような就活一体どれくらいお金がかかるのか?
スーツにお金がかかることは想像はしていたけど、靴が意外と高かったり(学生なんでそんなこと知らなかったりする)。たくさんの説明会に行きたいけど、行ったら行った分だけ交通費がかかったり。お昼がキャンパス外になって学食使えない。などなどです。

2016年度内定をした学生を対象に、就活にどれくらいお金がかかるのかをリクナビの就職ジャーナルが調査を行っていました。

内定した先輩たちに聞きました。就活にかかったお金はいくら?(リクナビ 就職ジャーナル)

その調査によると、3月以降に就活関係でかかった交通費の平均額は4万8633円だったそうです。
日本では特に東京に大企業本社が集中していますので、学生の住んでいる場所によってばらつきがあり、首都圏は3万4957円、東海圏は4万1948円、関西圏が5万3798円、そのほかの地域が6万7273円でした。
地方の学生が交通費がかかわるのはわかりますが、首都圏の学生も意外とかかっていますね。

さらに、交通費以外で大きな出費となるのが、就活の「戦闘服」ことスーツ一式です。それらの平均額も男性のみですが調査結果を公表しています。
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今は、量販店があり昔に比べるとはるかに安く手にはいるのですが、就活の際に全部一気に揃えると7万円近くかかるようです。実際の平均額は、男子学生の平均額4万7079円、女子学生は3万3337円だったそうです。
さらに、上記には就活中の飲食代代なども含めて就活では総額10万円くらいは最低でも必要ではないかと、就職ジャーナルはレポートしています。
たった10万円?って思うのか、10万円もかかるの?って思うのかはアナタ次第です。でも、少なくとも翌年の何百万円、将来のン千万円がかかっていることは間違いないことをお忘れなく。