男子就活生の半数が育休希望という調査結果

人材サービス会社のアイデムが、2017年3月卒業予定の今年就職活動をしている大学4年生・大学院2年生の男女701名を対象に将来的に育児のための制度(「育児休業」「時短勤務」「残業の免除」)を利用したいかを調査していました。

2017年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 【6月1日時点の状況】男子学生の49.5%が「育児休業」を利用したい“イクメン予備軍”(PR Times)

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「育児休業」については、「利用したいと思う」と回答した学生が54.8%に上り、「どちらかと言えば利用したいと思う」も含めると、73.6%の学生が「育児休業」に積極的であることがわかりました。また「時短勤務」「残業の免除」も概ね同様の傾向で、7割以上の学生が利用したいとの結果になりました。
男女別に見ると、各制度に対する「利用したいと思う」と「どちらかと言えば利用したいと思う」を合わせた利用意向は、女性の方が圧倒的に高くなっています。
ちなみに、現在の男性の育休取得率は2014年度調査では2.3%にすぎません。最近ではイクメンという言葉に象徴されるように、社会的には男性の育児への参加が認めらる環境は育ってきつつありますが、実際、本当に浸透するいんは至ってないのが現状です。
少子化が叫ばれてずいぶんたちます。日本の人口は2015年からついに減少局面に突入しました。そんな中でも育児制度に関しては、政府を筆頭として制度を整えてきています。

育児休業を取得しよう! – 内閣官房

以前は、イクメンなんて言葉はもちろん存在しなかったですし、日本の伝統的に「女性が育児をするもの」と決めつけれらていただけとも言えます。現在の若い世代が結婚をする前からこのように意識が変わっていけば、今後さらに上がっていく可能性があります。