if-up 2017 参加レポート(前編)

2017/04/20(木)は、「IoT Technology Conference powered by SORACOM if-up 2017」に参加してきました。
https://if-up2017.soracom.jp/

以下のセッションに参加しています。
● [Key-1] IoTテクノロジーの未来
● [B-1] エッジヘビーコンピューティングと機械学習
● [B-2] デバイスデザインパターン~ユースケース別デバイス選定~
● [A-3] 業務システムとの連携~閉域網とクラウド~
● [A-4] カメラデバイスとクラウド~スムーズな連携のために~
● [Night-1] SORACOM User Group

資料は、
http://qiita.com/takanorig/items/dac8e3451c3bd4b460d7#iot-technology-conference-powered-by-soracom-if-up-2017
でアップデートされています。是非、御覧ください。

●[Key-1] IoTテクノロジーの未来
IDC Japan シニアマーケットアナリストの鳥巣さんの今後のトレンドを聞き、コグニティブ/AIシステム押しに見えたものの、パネルセッションで、コグニティブ/AIシステムは2020年付近にあるのを確認して、全自動までの道は長いかなと、ちょっと安心。

今は、データ収集に励みます。

SORACOM CTOの安川さんのSORACOM Insideで、SORACOMサービスの設計思想(是非、資料を読んでみてください。)はグッと来ます。既存サービスにほぼ手をいれることなくスケールできるそうです。OpsDev( ≠ DevOps)大事。
パネルセッションは、予定とは別に、まつもとゆきひろさんも参加していました。
たしかに、IoTでエンジニアのやることが増えています。
(知らないといけないことも増えましたね。。。)

●[B-1] エッジヘビーコンピューティングと機械学習
Preferred Networks 田中 大輔さんによるセッションです。
PFNといったら、
この記事から、
AIベンチャーの雄が総務省の開発指針に反対する理由
ttp://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/040600923/?n_cid=nbpitp_twbn_top&rt=nocnt
そして、この記事
人工知能技術の健全な発展のために
https://research.preferred.jp/2017/04/ai4future/
に行き着くので、身構えましたが、今回は、導入を検討するエンジニア向きなエッジ側の機械学習の話でした。
エッジ側は容量に限りがあるので、推論だけ行い、学習モデルの管理とモニタリングを行う。学習はクラウド。

その中で、
「IoTに対するフルスタックなアプローチ」
や、
「新しいフルスタックエンジニア」
とか、エンジニアのニーズやビジネスチャンスはグングンうなぎのぼりです。
「フルスタック」

組み込み+ネットワーク+コンテナ・VM+クラウド」

●[B-2] デバイスデザインパターン~ユースケース別デバイス選定~
デバイスデザイン(デバイスからインターネットへ届くまで)とデバイスの選定の実例を
IoT 提供側)株式会社インフォキューブ LAFLA 取締役 CIO 田中 大輔さん
IoT 利用側)株式会社ザイマックスアルファ ミューザ川崎 管理事務所 作元 研一さん
2つの立場からの事例のセッションです。
作本さん曰く、「情報はあるけど、選択肢がわからない」のは、実感です。
ソリューション選定に時間がかかりすぎる。
今、ユーザ側で内製支援みたいな仕事を行っています。
ユーザ(側の情シス担当)さんって、「システムはできて当たり前」感があるので、PoCにコストをかけられないですよねぇ。。
続きは、後日、ご報告します。