企業が「求める人材」って、どうしてどこも一緒なんでしょう?

こんにちは。
いよいよ年末年始ですね。皆さんの中には、OISってどんな会社だろう?と思って、このブログをご覧になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、「採用」について書いてみたいと思います。

求職者の皆さんがおそらく、就職活動、転職活動の中で一番面倒なのが、「エントリーシート」や「履歴書」を書くことでしょう。
そして、そののなかで難しいのが「自己アピール」ではないかと思います。

何を書けばいいのか?
どんなことはNGなのか?

など、書き出すと次々に疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。
そんな時、勘の良い人は、おそらく「企業の求める人材」に則したアピールをすれば良いと思っているかもしれません。
それは、正解だと思います。

アピールは、企業のほしい人材にマッチしているかどうかチェックする欄です。

だから、その考え方は正しいです。

 

でも、
「企業のほしい人材」を調べてみると・・・
「やる気のある人」
「自分から動ける人」
「チャレンジ精神のある人」

など、判で押したように、どこの企業も同じ、なんてことありませんか?
なぜこんなことになるのでしょうか?
それは、「人にやる気を出してもらう」のが最も難しいからです。

仕事を教えることはそれほど難しくありません。
専門知識も3年も働ければある程度身につきます。

でも、「やる気」だけは教えられません。
だから、「やる気のある人、自分から動ける人」を企業は求めるのです。

でも、「やる気」なんてものは仕事や上司次第、と思っている人もいるかもしれません。

でも、どんな職場や会社でも、嫌な仕事や嫌な上司は、そう遠くない将来、必ずあなたのところにやってきます。
そんな時、腐ってしまうか、それとも「まあ、やれるだけやってみよう」と開き直れるか、そこが企業の採用担当者が一番気にする「求める人材」の要素です。

言ってしまえば、やる気に関して会社ができることなんて、限られていますからね。

ですから、自己アピールをこれから書く方は、「困難をどうやって克服するか」や、「言われなくても動く人」、あるいは「嫌な人ともうまく折り合いをつけたこと」などを書いていただくと、担当者の目に止まりやすいと思います。
それでは、良いお年をお迎えください。

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