Excelの便利機能を紹介します

今回は私がよく使うExcelの便利機能を紹介したいと思います。

 

1.「F2」キーで入力/編集の切り替え

Excelで「F2」キーを押下すると、セル内テキストの編集状態へと変化するのはよく知られていると思います。

実はこの「セル内テキストの編集状態」で「F2」キーを押すことでも変化が発生します。

 

Excelウィンドウの左下を見ると「F2」キー押下で「入力⇔編集」が切り替わっていると思います。

 

大きな違いとしてはカーソルキー(↑↓←→キー)を押下した場合、「入力」だとセル移動、「編集」だとカーソル位置が移動します。

 

“(株)”と入力したいと思った時に「”()”を入力後、左キーでカーソル移動して”株”と入力」としようと思ったら、
左キーを押下したところでセル移動してしまった!という経験がある人は「F2」キーで「入力⇔編集」の切り替えを有効活用してみてください。

Excelの定型処理はアドイン化してみよう

2.読み取り専用推奨設定

共有サーバーなどに置かれたファイルを複数の人が閲覧/編集するといったことはよくあると思います。

しかし、閲覧だけが目的の人が先にExcelファイルを開いていると、編集目的の人が後から同じファイルを開いた場合に
「読み取り専用」でファイルが開かれてしまい、先にファイルを開いた人が閉じるまで編集することができません。

 

そんな時に役に立つのが「読み取り専用推奨設定」です。

 

この設定を有効にしておくとファイルを開く時に「読み取り専用で開きますか?」というダイアログが表示され、
閲覧だけが目的の場合であれば読み取り専用としてファイルを開くことが可能です。

さらに、読み取り専用として開いているので、閲覧目的の人が誤ってファイルを上書き更新してしまうといったことを防ぐことも可能です。

 

設定方法は簡単で「名前を付けて保存」ダイアログの中から「ツール>全般オプション」を選択し「読み取り専用を推奨する」のチェックボックスをONにして保存するだけです。

ちなみに、ファイルの「読み取り専用推奨設定」を解除したい場合は「名前を付けて保存」から「読み取り専用を推奨する」のチェックボックスをOFFにして保存することで解除可能です。

 

いかがでしたでしょうか。

もしよければ是非一度試してみてください。

 


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