「生成AI」小中学校での利用ガイドライン

「chatGPT」などの生成AIなどが、急速なスピードで利用が進むなかで重要な事

令和5年7月に、文部科学省が「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン (mext.go.jp)」を公表しました。
小学校や中学校等の学校関係者が活用の適否を判断するためにガイドラインが必要となってきており、国が暫定的にまとめたものとなっています。我が家にも、子供の学校を通じて「生成AI」の利用についてのガイドラインが送られてきました。

教育利用に対する基本的な考えとして、「情報活用能力」の育成として、
「情報技術を学習や日常生活で活用できるようにすることの重要性」を強調しています。
また、「⽣成AIが、どのような仕組みで動いているかという理解や、どのように学びに活かしていくかという視点、近い将来使いこなすための⼒を意識的に育てていく姿勢は重要である。」としています。

便利な一方で、利用する側の認識をしっかりとしておく事も大事

「⽣成AIの性質やメリット・デメリット、AIには⾃我や⼈格がないこと、⽣成AIに全てを委ねるのではなく⾃⼰の判断や考えが重要であることを⼗分に理解させることや、発達の段階や⼦供の実態を踏まえ、そうした教育活動が可能であるかどうかの⾒極めが重要と考えられる。」とあります。

子供が利用する際には、家でも注意が必要だなと感じています。
以下のような場合は利用を控え、親も把握した上で利用させなければと思います。

・性質をしっかりと学習してから利用する事(メリットやデメリットについて)
・作品や論文など、自己の成果物として提出しない事
・子供の発想や感想など、自分の考えを発揮できるように、安易に使用しない事

便利なものですが、子供の能力を育むには、
「自分で考える・自分で書く」という脳の使い方を大切にしていきたいですね。
上手に取り入れながら活用していければ良いなと思います。

参照HP:初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン (mext.go.jp)


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