「VR」と「AR」の違いを知っていますか?

最近、「VR」や「AR」という単語を目にすることが増えてきましたが、VRとARは似ているようで用途が異なることはご存知でしょうか。
同じような技術と認識している人も多いかと思いますので、簡単にご紹介したいと思います。

VR(Virtual Reality:仮想現実)とは、

電子機器などで五感を刺激し、あたかも現実かのように体感させる技術のことを指します。
HMD(Head Mount Display)という頭部に装着するディスプレイを用いて
見える範囲すべてに映像を流すことで実際にその空間いるような体験ができます。
例えば、家に居ながらHMDを装着することで世界中を飛び回り疑似旅行を体験することも可能です。
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AR(Augmented Reality:拡張現実)とは、

人が知覚する現実環境に情報を付加する技術のことを指します。
カメラで読み取った現実環境に文字やモデルなどの情報を付加することで、
現実世界での利便性を向上させることができます。
例えば、
夜空にスマートフォンをかざすと、
その方角にある星座を現実の映像に合わせて表示してくれるアプリなどがあります。
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このようにVRが仮想世界を創り、体験やシミュレーションに使用されているのに対し、
ARは現実世界のサポートに使用されており、まったく用途が違うことがわかっていただけたかと思います。

これらの技術を使った製品は、まだ高コストでコンテンツも少ないことから体験されたことがない人も多いかと思います。
様々な可能性を秘めた技術なのでチャンスがあれば是非触れてみてください。


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