携帯電話の進化には、5GやAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなど、多くのキーワードが関連しています。
スマートフォンは、高速通信技術である5Gに対応し、高速・高精度なデータ通信を可能にしました。また、AI技術を利用して、音声認識や画像認識を行い、ヒトの操作をサポートすることができます。
スマートスピーカーやスマート家電は、IoT技術を利用して、インターネットに接続され、遠隔地からの操作や自動制御が可能になりました。これにより、快適な生活空間を実現することができます。
ビッグデータとクラウドコンピューティングは、膨大なデータを処理し、分析するための基盤技術です。これにより、様々な情報から最適なデータを導き出し、ヒトをサポートするシステムを構築することができます。
また、IoT技術によって、様々なモノとインターネットが融合し、あらゆる場所や状況で情報収集や遠隔地での操作が可能になりました。これにより、ビジネスや社会の様々な分野で新たなサービスや価値を生み出すことができます。
公営競技向け位置測位システム開発
公営競技向け位置測位システムは、競技場内の動物や車両の位置を正確に測定することができるシステムです。このシステムは、競技の進行管理やデータ収集に欠かせない重要なツールとなります。
このシステムは、GPSやその他の位置測位技術を用いて、競技場内の動物や車両の位置を高い精度で測定します。また、競技場内の構造物や地形に合わせて、測位アルゴリズムを最適化することができます。
公営競技向け位置測位システムは、競技場内での安全性の確保や公正な競技の進行に大きく貢献します。また、収集されたデータを分析することで、競技の改善や戦術の最適化にも役立ちます。 開発された位置測位システムは、競技場の運営に必要な要件を満たすように設計されています。このシステムは、競技場の管理者や競技参加者にとって、より安全かつ効率的な競技環境を提供します。
【技術要素】
- Vue
- PHP
- Laravel
- Java
- Apache
- Linux
- MySQL
コンテンツ管理システム開発
メタバースサービスのコンテンツ制作者向けコンテンツ管理システムでのアプリケーションならびにインフラ両面を基本設計から開発・保守まで携わっています。
メタバースとは、インターネット上に作られた3D(三次元)の仮想空間の世界で、ユーザーは自身の分身であるアバターを操作し、ゲームの世界やバーチャルオフィス、イベント会場、ショップ等、様々な仮想空間を体験することが可能となります。
コロナ禍以降、テレワークが増加しオンラインコミュニケーションというひとつツールとしてメタバースサービスは今後も更なる発展を遂げていくことでしょう。
我々もこれらの発展と共に進化をし続けていきます。
XR(クロスリアリティ)技術を用いたサービス開発
CMS開発/AWSインフラ構築
ユーザ参加型XR(クロスリアリティ)技術を駆使したシステムに関するCMS開発やAWSのインフラ構築を弊社で担当しております。
※ XR(クロスリアリティ)とは、バーチャルとリアルを融合することで、現実世界にはない新たな世界を創り出すVR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)技術の総称です。
当アプリが実現できれば、専用アプリからアウトレットモールの街並みにカメラをかざせば、セール商品一覧をXRの世界の中で確認できたり購入できたりするかもしれません。
当サービスは、このようなあらゆる要望をAWSインフラ構築/CMS開発を行っていくプロジェクトとなります。
AIエンジン開発
インターネットメディア事業「Books&Apps」などの運営を行っているティネクト株式会社とAIエンジンの共同開発を行っています。
トピック抽出AIエンジン
特定のキーワードを入力しWeb上のデータ(TwitterやFacebook、RSS、はてなランキング、ニュースサイト等)から関連するトピックや最近の興味・関心(トレンド)を推定し、類似度が高い順にAIが抽出します。
大量のテキストデータを解析し、単語の意味をベクトル表現化することで、同じような意味や使われ方をする単語を抽出しています。
記事タイトル生成AIエンジン
トピック抽出AIエンジンをさらに発展させたもので、キーワードに関連するトピックや最近のトレンドを推定し、読まれそうなタイトルの候補を複数生成します。
Web上の記事のタイトルやユーザーが関心を持ったタイトルを用いて自然言語処理モデルの機械学習を行うことで、タイトルとしての形式や読まれそうなタイトルの傾向を学習させ、記事タイトルの生成を実現しています。また、日々学習を重ねることで精度向上していくシステムです。
【使用言語・フレームワーク】
- スクリプト
- Python
- Webアプリ
- C#
- ASP.net Core
- 実行環境
- Amazon EC2
- IIS 10.0
チケットレス駐車場システム
従来の駐車券を使用したシステムと比べ、利用者にとってよりスムーズで便利な駐車場利用体験を提供することができます。
従来のシステムでは、入庫時に駐車券を取り、出庫時に駐車券を読み取って精算する必要がありました。このため、駐車場内で車両が一時停止することによる渋滞が発生し、利用者にとって不便な状況が生じることがありました。
一方、チケットレス駐車場システムでは、車両のナンバープレートを自動で認識する機能を搭載しているため、利用者は自分のナンバープレートを入力するだけで、入出庫時の精算が行えます。
これにより、利用者は駐車券を取る手間を省き、またゲートで車両が一時停止する必要がないため、よりスムーズに駐車場内を移動することができます。
また、このシステムは、入出庫時に車両のナンバープレートを読み取るためのカメラや認識ソフトウェアを必要とするため、従来のシステムと比べて駐車場管理者が管理する車両台数を増やすことができます。
これにより、駐車場管理者はより多くの駐車場を管理することができ、結果的に駐車場利用者の利便性を向上させることができます。
チケットレス駐車場システムは、利用者にとって利便性が高く、駐車場管理者にとっても効率的な管理ができるため、今後ますます普及が進むことが期待されます。
<技術要素>
- AWS
本システムでは自前でサーバを構築せず、AWS(lambda)を使用し、システムの運用をしています。
その為、実際にアプリを動かした分のみ、料金が発生するので、運用費を最低限に抑えることができます。
<今後の展開>
運用で出た問題点を解決するため、次開発でより使いやすいシステムへの改善に努めたいと考えております。
カーナビのWebアプリ開発
大手車両部品メーカー様向けに、カーナビのwebアプリ(プロトタイプ)を開発。
Googleが開発したAPIを使用し、以下の機能を実現しました。
<機能>
- 建物の名称や住所を発話し、目的にまでのルート案内をする。
- アドレス帳に登録している人へ電話をかけたり、着信に応答する。
- 新着のSMS(ショートメッセージ)を読み上げたり、口頭で発話した内容でメッセージを返信する。
- 端末に保存してある音楽を「アーティスト名」や「曲名」で発話し、再生する。
<Google API>
【Cloud Speech-to-Text】
ユーザが発話した内容を文字に変換、内容を解析し、最適なアクションを導き出します。
【Cloud Text-to-Speech】
文字を音声に変換し、アクションの内容を正確にユーザに伝えます。
<今後の展開>
このプロトタイプで車に搭載する際の課題を洗い出し、本開発に向けた企画を進めたいと思っています。
移動体通信に使用される電波の解析およびシミュレーション
移動体通信の品質向上に貢献するためのシステム開発に携わっています。
今や私達の生活に欠かせないものの一つとなっているスマートフォン等の携帯端末は、全国各地に設置された”基地局”と呼ばれる施設を介して通信を行っています。
基地局のアンテナから送出された電波の特性を解析し、ビル等の人口構造物や自然環境による減衰を考慮して電波がどのように伝搬するかをシミュレーションする機能や、
電波の受信レベルを地図上に視覚化する機能、GPGPUの技術を用いて膨大な処理を高速で行う機能などを開発しています。
【技術要素】
技術要素としては以下が挙げられます。
HTML, javascript, 3D技術(VRML), C#, GPGPU
無線デバイスを用いた新サービス
スマートフォンを持った人がお店に入ると、最適なクーポンや広告を配信する。
従来のインターネットは、自分から情報を取りに行く世界でした。しかし、あらゆるデバイスがインターネットに繋がり、スマートフォンを多くの人が所持する世界では、情報は「勝手に端末に配信される」のです。
例えば、ショッピングモールにあなたが買い物に行くときのことを想像してください。あなたがあるお店に入ると、お店に配置されたビーコンがあなたの端末の位置情報を検知し、あなたの端末に最もふさわしい情報を配信する。それが近未来のショッピングモールの姿です。
無線技術を用いた、システム開発の難しさ
無線技術にはBluetoothや音波など、様々な技術が使われています。
音波の無線には馴染みのない方も多いかもしれませんが、設置されたビーコンが低周波の音波を発信し、それをキャッチしたスマートフォンなどの端末が広告を要求します。
関係のない端末に広告が配信されないよう、音波の中に暗号化されたキー情報が含まれており、キーがマッチした端末にのみ、情報が表示される仕組みです。
当社は、そのシステムの中で特に重要な、認証サーバーの部分を作っています。
様々な応用の可能性に、やりがいを感じる。
位置情報と端末を組み合わせたシステムは非常に応用の幅が広く、今後様々な展開が考えられます。
たとえば、電車の車両にビーコンを配置し、社内に乗っているスマートフォンの台数を調べれば、その車両の混雑の度合いがわかる。
その情報をwebを通じて発信すれば、乗車する前に空いている車両と混んでいる車両がわかるということになります。また、最近では時計やリストバンド、メガネや指輪などウェアラブルデバイスが数多く市販されていますが、スマートフォンだけはなく、このようなデバイスがwebにつながり、情報を取得するのは、大変面白い未来です。
社会インフラの課題解決に貢献する技術のPoC活動支援
富士フイルム株式会社様において、橋梁やトンネルなどのひび割れ点検業務を大幅に効率化する社会インフラ画像診断サービス「ひびみっけ」のご提供が開始されることとなりました。
「ひびみっけ」は、社会インフラ維持管理の分野における定期点検、詳細設計、補修設計、補修工事といったさまざまな工程において、富士フイルム株式会社様独自の画像処理技術を用いて損傷情報をデータ化し、損傷図の作成などを支援するクラウドサービス型のシステムです。
PoC活動(PoC:Proof of Concept)
富士フイルム株式会社様が医療用画像診断システムで培った高精度な画像解析技術を用いて、社会インフラ維持管理の分野でどのような価値提供ができるかを調査し、提供価値仮説を構築しました。
この仮説に基づけ社会インフラ向けの画像解析技術を試作し、実際に社会インフラ維持管理に従事しているプレイヤー企業様たちと協働で実験を行うことで仮説検証と効果測定を行い、提供価値仮説と画像解析技術のブラッシュアップを繰り返しました。
「ひびみっけ」の効果
従来の社会インフラ点検業務では、点検員が近接目視により確認できたひび割れなどの点検結果を写真撮影やスケッチで記録し、その記録からCADソフトなどで図面を作成しています。
そのため、多くの作業時間がかかっていることや損傷記録の正確性が必ずしも高くなく、点検員の業務効率や点検記録を基に行う健全性の診断に課題があります。
「ひびみっけ」の導入により微細なひび割れの自動検出および検出結果のデータ化(図面化)が可能となり、点検員の業務効率化や点検記録の正確性向上に貢献しています。
当社の実績
当社は、クラウドサービス型システム「ひびみっけ」のご提供開始までのうち、主に画像解析技術におけるPoC活動の支援に携わりました。
プレイヤー企業様たちへのヒアリング等による調査、提供価値仮説の構築、協働実験による仮説検証と効果測定といった一連のPoC活動において、富士フイルム株式会社様のスピード感ある活動を支援いたしました。
IoTシステム構築支援
製造業のIoTシステム構築を、業務観点、システム観点の両面で支援しています。
製造工程や効率の「見える化」を推進しつつ、収集したビッグデータを人工知能(AI)によって解析し、Q(品質)C(コスト)D(スピード)を飛躍的かつ自動的に向上できるサービスを構築し、最終的に、顧客の製造工程の全自働化(トヨタ生産方式で用いられる用語「ニンベンのついた自動化」)、または、ドイツのインダストリー4.0(≒Smart Factory)を実現します。
開発者は、顧客の物理的、業務的、(または、政治的)な背景から、デバイス-ネットワーク-サーバを選定し、顧客の業務を理解し、「SoE(Systems of Engagement)」を提供し続けます。