IoT/M2M展レポート(製造業向けIoTプロダクトの紹介)

製造業向けIoTを担当している栫です。
IoT/M2M展で、製造業向けIoTに向くようなプロダクトを、ヒアリングしました。

※IoT(Internet Of Things モノのインターネット)

※M2M(Machine to Machine 機器間の通信)

iot
後の表に、「ゲートウェイ」「見える化」「BI」「AI」のどの部分をカバーしているかをまとめました。
(ディープラーニング・機械学習は、今後、調査します。)
エンジニアの方が、ソリューションを検討する足掛かりになれば、幸いです。

IoTの仕組みを活用した業務システムを作るのに、各サービスやプロダクトの組み合わせで賄えますが、それらサービス間・プロダクト間の繋ぎ込み(=連携)の開発が必要です。

IoTに従事するエンジニアは、デバイスからクラウドまで考えて設計できることが必要になってきています。
多くのサービスがマイクロサービス化、APIエコノミーを推進しているので、ビジネスの変化の速さに合わせるため、多くのスキル・知識を駆使し、いろいろなサービスやプロダクトを組み合わせて、迅速なソリューション展開を推進しましょう!
よいIoTライフを!

【表についての補足説明】
課金方法:プロダクトの精算方法
・1回:導入と開発費のみ発生
・定額従量:デバイスの数や月額で精算、導入費用・開発費は別途計上されます。

カバーしている役割
ゲートウェイ:

デバイスと他のサーバの仲立ち。
ゲートウェイとしての通信機能以外に、デバイス監視/デバイスの監視情報送信を行う。

見える化:

デバイスのデータを集約・参照できる仕組み

BI:

専門知識なしに、収集・分析・加工できるので、見える化と分けています。

AI:

人工知能だけを指します。ディープラーニング・機械学習は、別のプロダクトが必要です。

 

プロダクト名(提供企業) 課金方法 カバーしている役割
ゲートウェイ 見える化 BI AI 提供内容
KES IoT Logic 一回 Armadillo(アドバンテック)をカスタマイズして、PLCの読み込みに特化したゲートウェイ
デバイスゲートウェイ(たけびし) 一回 PLCの読み込みに特化したゲートウェイ、開発レスで取得可能。
Konekti(日本ラッド) 定額従量 各層毎でソリューション提供しているので、他のプロダクトとの組み合わせもできる。
MMCloud(安川情報システム) 定額従量 「SORACOM Funnel」の「Partner Hosted Adaptor」に追加されていることで、デバイス⇔MMCloudが容易。
Toami(日本システムウェア) 定額従量 IoTトータルソリューション
CX-M(東京エレクトロンデバイス) 一回 エッジ側のAI、装置の予知保全
ABEJA Insight for Manufacture(ABEJA) 定額従量 生産効率改善を目的にした画像・音声で判断する人工知能
SkyAI(SKYDISC) 定額従量 独自開発したモジュールをベースにしたAI学習モデルを提供するサービス
MotionBoard(ウイングアーク1st) 定額従量 BIダッシュボード
cf.Tableau
MESOD(ウイングアーク1st) 定額従量 MotionBoardをMESに特化させたクイックスタートMESアプリケーション
TOYOPUCシリーズ(JTECT) 一回 各サービスをPLCで提供。それぞれのニーズ毎のPLCを用意している。
Flex Device(東海ソフト) 定額従量 PLCの読み込みから、データ蓄積まで、開発レスで取得できる。
Flex Device View(東海ソフト) 一回 上記、Flex Deviceの見える化サービス

 

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